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片足3分でランニングシューズに CO2排出量の削減にも…

経済

09/13 12:29


 片足およそ3分でランニングシューズの主な部分を製造できる新たな技術が公開されました。
 ロボットアームに装着した足形に樹脂を吹き付け、熱を加えて固めると「アッパー」と言われる甲の部分ができ上がります。
 色やロゴをつけて完成。値段は4万4000円です。
 「アッパー」の製作には通常、2週間程度かかるとされますが、この技術で縫製や接着剤が不要になり、一つの工程で作ることができるため、二酸化炭素の排出量を削減できるということです。
 また、このシューズはクッションの役割を担う「ミッドソール」の内部を空洞にしたことで着地の衝撃を和らげることができるとしています。
 開発したスポーツブランドは従来の製品と耐久性は変えずに、重さを1足170グラムとおよそ3分の2にでき、リサイクルもしやすくなったと説明しています。
 ランニングシューズの市場規模は1200億円以上とされますが、ランニングやウォーキング人口が横ばいとみられるなか、環境意識の高い層の需要を取り込む動きが出ています。

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