日経平均 初の4万4000円台に 午後は利益確定の売りが広がり値下がりへ
経済|
09/09 15:42
9日の日経平均株価は午前中に一時、史上初めて4万4000円を超えました。しかし、その後は利益を確定させる動きなどから一転、値下がりし、8日より184円安い4万3459円で取引を終えました。
9日の日経平均は先月19日に付けた取引時間中の最高値4万3876円を早々に上回りました。
その後、史上初めて4万4000円を突破し、上げ幅は一時500円を超えました。
アメリカの株高や自民党の総裁選を巡り、次期政権で積極的な財政出動があるという思惑なども影響しました。
しかし、その後は節目の達成感から利益確定の売りなどによって値を下げ、終値は今月8日より184円安い4万3459円でした。
今後のアメリカの利下げ見込みが一段と織り込まれ、円高が進んだことも影響したとみられます。
市場関係者からは国債の増発や金利上昇への懸念から株高は長くは続かないという声も出ています。