新鮮なお刺し身も野菜も全部、食べ放題。今、注目の「市場グルメ」です。 ■お刺し身＆野菜
　おトクのワケ
　たっぷり脂がのったサーモンに、肉厚なマダイも並んで…。客がそのコストパフォーマンスを絶賛。海の幸をたらふく味わう「食べ放題」もあれば…。
　あるお菓子が隠し味の唐揚げに、厨房で焼き上げる地元野菜を使ったピザも。こちらの「食べ放題」は“地産地消”が主役です。
　2つの人気食べ放題が埼玉県の「川越市場」に集結。市場のおいしいを食べ尽くす、9日の食べ放題。開幕です。 ■お刺し身に行列「市場グルメ」
　午前10時、食堂の開店です。こちらの食べ放題の主役は、よりどりみどりの「海の幸」。およそ50種類がずらりと並びます。 「タイです。すごくプリプリしている。脂がのった感じ」
　お魚は同じ敷地内の市場中心に仕入れています。 「全部取ってきました。マグロ、サーモン、イカ、エビ、あとホタテ」
　夫婦が自宅を出たのは朝7時。2時間半待ちで臨む食べ放題に気合十分です。 「この切り身もこんなに分厚い。すごくお得。おいしいです」
　お刺し身を堪能した女性は2周目へ。まずはコメをよそうと…。 「私はサーモンが好きなんです」
　オリジナルの海鮮丼を仕上げていきます。 「これで出来上がりです。おいしそう！いただきまーす！自分の作った海鮮丼は間違いない。好きなものだけ乗せているので」
　市場内のスーパーの店頭価格と照らし合わせると、そのコスパの良さが分かります。 生鮮漁港川越
　村田香奈子主任 「（スーパーで買うと）これで大体2800円くらいになります」 「（Q.これを食べれば？）十分、元は取れると思います」
　この2倍の量を1周目で取る客が多いそうですが、お得を実現できている理由は…。 村田香奈子主任 「毎週、市場に買い付けに行って直接、いい魚を安く仕入れる」 ■“地産地消”野菜ビュッフェ
　続いては、同じ市場内の“地産地消ビュッフェ”。こちらも終始、このにぎわいです。 「おいしいのが、うわさだったので」
　うわさのビュッフェ台をのぞいてみると、地元・川越市のカブを使ったアヒージョに、お菓子の「柿の種」を衣にした唐揚げも。“地産地消”の野菜が主役のお料理、およそ50種類が並びます。
　2周目に突入した女性。プレートに次々と乗せていきます。 「おいしかった。野菜が多かったので、野菜を普段取れないから野菜を中心に取りました」
　3周目にはデザートも取ってフィニッシュです。 「全体的にすごく良かった」 「今までの中で一番良いかもしれない」 「食べ物がまず良いよね、食べ物がおいしかった」
　しかも、この食べ放題、時間は無制限です。 「うどんだったら2杯目」 「（Q.全部では？）6回くらい」
　腹ぺこキッズも大満足です。 「ゆっくりできて良いかも。子どもがいると、せかすのも…」
　時間無制限でお得に提供できる理由は…。 マーケットテラス
　川越市場の森本店
　杭瀬賢郎料理長 「地元の農家に協力していただいていることで、食材を市場に出回っているより安価に仕入れられる。あとは私たちが努力して、やらせていただいている」