豊田自動織機 トヨタグループからの買収提案受け入れを発表 12月にもTOBで非上場化へ
経済|
06/03 21:34

トヨタ自動車の源流企業「豊田自動織機」はトヨタグループからの買収提案を受け入れると発表しました。早ければ12月上旬にもTOB(株式公開買い付け)を行い、非上場化を目指します。
豊田自動織機によりますと、トヨタグループのトヨタ不動産や豊田章男会長が新たに持株会社を設立し、TOBを実施します。
この持ち株会社には、トヨタ自動車が議決権を持たない優先株で約7000億円、豊田章男会長が個人で10億円出資するということです。
TOBによる買い付け額は約3兆7000億円を見込んでいて、早ければ12月上旬にも公開買い付けを始めるとしています。
豊田自動織機は非公開化の意義について、会社として注力している「モノ」の移動にトヨタグループの技術を活用できるほか、短期的な業績などにとらわれずに長期的な目線で投資ができると説明しました。