サントリーホールディングスの会長も務める経済同友会の新浪代表幹事はフジテレビへのCM再開について、25日に予定する親会社の株主総会を確認してから最終判断する考えを示しました。 経済同友会
　新浪剛史代表幹事 「株主総会が争点になっていくんだろうなと。最終的には株主総会を見たうえで最終判断をしていくというのが一番いいのかなと思います」
　フジテレビへの広告出稿を巡っては、林官房長官が3日、取りやめていた政府のフジテレビへの広告出稿をそれぞれの省庁の判断で再開できるとする方針を示しました。
　サントリーの会長でもある新浪代表幹事は、フジテレビ親会社が打ちだした再発防止策などについて「改革をしていくという方向付けはされている」と一定の評価をしました。
　そのうえで、フジテレビの親会社が25日に開く予定の株主総会で、いわゆる「物言う株主」から会社とは別の提案が出ていることなどを踏まえ、サントリーとしては「株主総会が無事終わることが一つの試金石になる」と述べました。