経団連の新会長に日本生命・筒井前会長を選出 初の金融業界出身
経済|
05/29 21:03

経団連は定時総会で日本生命の前の会長・筒井義信氏を新しい会長に選出しました。初めての金融業界出身の会長です。
経団連は29日、定時総会を開催し十倉会長の次の会長として、日本生命の筒井氏が就任することを正式に決めました。
経団連
筒井新会長
「内政外交ともに難しい舵取りを迫られる時代です。だからこそ常に世界の動きを見据え中長期の視点と日本全体の視点を大切にし、フロントランナーとして将来世代への責任を果たす」
筒井新会長は5つの重点分野として、「イノベーション」や「社会保障と税の一体改革」「地方創生」などを掲げました。
イノベーション分野では、経団連に「科学技術立国」戦略特別委員会を新たに設けます。
産業競争力強化のため、教育から研究、社会実装までを「一気通貫で深掘りし、抜本的な改革戦略を取りまとめる」と意気込みを語りました。
また、経団連の副会長には新たにトヨタ自動車の佐藤恒治社長や、みずほフィナンシャルグループの木原正裕社長ら4人が就任しました。