AIでマグロの脂のり評価 世界初の検査装置
経済|
04/09 13:59
AIを使って冷凍マグロの脂ののりを評価する世界で初めての装置が発表されました。
冷凍マグロの脂ののりの確認は、尾の部分を切り出して職人が目視で行うなど、人手と時間がかかります。
富士通などが開発した装置では、超音波で測定したデータをAIが解析し、脂ののりを「なし」「あり」「極み」の3段階で評価します。
マグロを傷付けずに一人でも作業できるほか、検査時間を最大で8割減らせるため、コストの削減や人手不足の解消に貢献できるとしています。
加工用との区別などがしやすくなるため、脂ののりの良いマグロを食卓に届けられるということです。