みずほも脱炭素目指す金融機関枠組み離脱 残るは三井住友トラストグループのみに
経済|
04/01 02:13

みずほフィナンシャルグループが、脱炭素社会実現に向けた国際的な金融機関の枠組みから離脱していたことが分かりました。これにより、日本のメガバンクはすべて離脱したことになります。
「NZBA(ネットゼロ・バンキング・アライアンス)」は、2050年までに温室効果ガスの排出ゼロを目指す国際的な金融機関の連合です。
みずほフィナンシャルグループは、「加盟の意義等を総合的に勘案した結果、決定した」としていて、3月31日付けで離脱したことを明らかにしました。
地球温暖化に懐疑的な第2次トランプ政権が誕生して以降、ゴールドマンサックスなど世界的な金融機関の離脱が相次いでいて、日本でもすでに三井住友フィナンシャルグループや野村ホールディングス、三菱UFJフィナンシャルグループ、農林中央金庫が離脱しています。
みずほフィナンシャルグループの離脱によって、参加を続けている日本の金融機関は三井住友信託銀行を傘下に持つ三井住友トラストグループのみとなりました。