アトツギ甲子園 後継者の事業アイデア競う 「木材流通システム」が最優秀賞
経済|
02/24 14:05
経営者の高齢化が進み、中小企業の事業継承が課題となるなか、後継者による新規事業アイデアを競う大会で、「木材のオンライン流通システム」が最優秀賞に選ばれました。
中小企業などの事業継承の支援を目的とした「アトツギ甲子園」は、企業の後継者が先代経営者の培った人材やノウハウを活用して新規事業のアイデアを発表し、競い合います。
5回目となる今回は、全国から応募のあった189人の中から、地方大会を勝ち進んだ18人が決勝大会に出場しました。
特に優れたアイデアに贈られる経済産業大臣賞には、京都の林業会社「株式会社あしだ」が考案した「木材流通システム」が選ばれました。
メーカーなど木材の購入者が全国の生産者からオンラインで購入でき、木材流通の円滑化を図ります。
林業全体の課題解決につながることが評価されました。
株式会社あしだ
芦田拓弘氏
「ここで終わりではなく、頑張ってこの事業を進めていきたいと思います」