トヨタ自動車が2024年度1年間の業績見通しを上方修正し、売上高は過去最高の47兆円に上ると発表しました。
　トヨタが発表した2025年3月期連結決算の通期見通しによりますと、売上高はこれまでの予想よりも1兆円多い47兆円としました。
　過去最高となった2024年3月期の約45兆円を上回ります。
　また、本業のもうけを示す営業利益は4兆3000億円から4兆7000億円に、純利益も3兆5700億円から4兆5200億円にそれぞれ上方修正しました。
　認証不正による生産の減少があったものの、円安などの影響で好調な業績が続いています。
　ただ、主力の北米市場ではトランプ大統領がメキシコとカナダに関税を課す方針を示していて、不透明感が広がっています。