福岡市の中学校で平和学習 九響が弦楽四重奏
福岡|
07/11 19:43
戦後80年の節目を迎え、福岡市の中学校で平和学習が行われ、プロのオーケストラによる祈りの音色が響きました。
圓應寺・三木英信副住職は「ひゅるるる〜って音がして外にでると221機のB−29が飛ぶんです。」と福岡大空襲について語ります。
真剣な眼差しで福岡大空襲の講話を聞くのは、福岡市中央区・舞鶴中学校の2年生です。
校区内にある簀子地区は大空襲で甚大な被害を受けています。
講話のあとは、平和と祈り、愛をテーマに九州交響楽団による弦楽四重奏が披露されました。
「愛の挨拶」や「WearetheWorld」などが演奏され、中学生たちは
「とにかくすごいというか。言葉にできないような凄さがあって。(演奏を)聴ける機会があったのはすごくうれしかったです」
「(演奏の)掛け合いとか会話している感じがして平和のことについて話しているのかなと思いました」
「戦争や平和についてそういったことを自ら知ろうとすることが大切だと思いました。」
などと感想を述べていました。
生徒たちは、美しい音色に耳を澄ませ平和への思いを新たにしていました。