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【甲子園への道】日本一の世話焼きマネ香椎高校・徳永結衣さん、仲間と挑む最後の夏

高校野球

2026年07月14日

福岡県の香椎高校野球部に、チームで唯一のマネージャーとして仲間を支えてきた3年生がいます。

徳永結衣さんです。

他の高校の監督からスカウトされるほどの細やかな気配りでチームに貢献してきた徳永さんは、最後の夏、21人目の戦力として背番号「21」を託され、仲間とともに大会に臨みました。

■「みんなのこと大好きです」仲間を支える唯一のマネージャー

香椎高校野球部の3年生マネージャー、徳永結衣さん。

「みんなのこと大好きです」と笑顔で語るほど、野球部への愛情は深く、その思いは行動に表れています。

選手たちの練習のサポートはもちろん、対戦相手や取材に訪れた人たちにも飲み物を差し出すなど、細やかな気配りを欠かしません。

献身的な姿勢の裏側には「香椎高校はいい学校だなとか、印象が悪くならないようにしたいなと思ってます」という、チームを代表する一員としての自覚がこめられています。

チームにとっても唯一無二のマネージャーとして信頼感も厚い徳永さんには、この夏、背番号「21」が渡されました。

21人目の戦力として、大好きな仲間たちと最後の夏を戦います。

■3回戦の相手はシード校の大牟田

夏の高校野球福岡大会、南部3回戦。

香椎の相手はシード校の大牟田です。

1回表、香椎は先頭の寺園武将(たけしょう)選手がヒットで出塁します。

ベンチの徳永さんも、スコアブックを手に満面の笑みで喜びを爆発させます。

「自分の声を球場全部に響かせることを自分の目標にしている」と語っていた通り、その声はチームに活気を与えます。

このまま流れを引き寄せたい香椎でしたが、強豪相手に先制点を奪うことはできませんでした。

■仲間のためにできること、ピンチで響く声

2点を追う5回。

香椎はピンチを迎えます。

マウンドにはエースの合屋洸紀投手。

窮地の場面でこそ、徳永さんの声がベンチから響き渡ります。

その声援に、グラウンドの仲間たちも応えます。

フライに打ち取り、徳永さんもガッツポーズを見せ、ベンチに戻ってきた選手たちを笑顔で迎えます。

背番号21を背負い、大きな声でチームを支え続けることが、徳永さんの役割でした。

■届かなかった勝利、そして涙で伝えた仲間たちへの感謝

試合は3対0で敗戦。

大好きな野球部にすべてを注いだ高校生活。

徳永さんと仲間たちの夏が終わりました。

試合後、徳永さんは、涙をこらえながら仲間への感謝を口にしました。

「この2年半マネージャーをして、本当にたくさんつらいこともあって、いっぱいめっちゃきつかったけど、それが報われるぐらい、本当にきょうの試合はとっても楽しかったし、みんなのかっこいいところがいっぱい見られて、本当によかったなって思います」
その言葉は、充実した3年間を物語っていました。

■「私の自慢の仲間です」最後は満面の笑顔で
「高校から野球部に入って、新しい世界だったんですけど、本当にいろんなことがありすぎて、めっちゃ濃かったなと思います」
つらいことも楽しいことも、ともに乗り越えてきた仲間たち。

最後は、その仲間たちと笑顔で記念撮影。

「きついときも楽しいときも、ずっと一緒に乗り越えてくれた私の自慢の仲間です」
仲間たちと全力で駆け抜けた徳永さん、最高の夏でした。

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