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日本維新の会と自由民主党が連立へ 福岡県の国会議員に交錯する思惑【ぎゅっと】2025年10月20日OA

ぎゅっと

2025年10月20日

急転直下。自民党と組むのは日本維新の会となりそうです。

村上智信さん(維新)「共同代表の藤田さんが、自分たちの政策が叶うんだったら少しでも前進するんなら聞いてもいいんじゃないかと。みんなの気持ちが一致しているんなら連立に進んでいいのではと」

稲富修二さん(立憲)「まあ、残念でしたね。本当に私もチャンスだったと思います」

緒方林太郎さん(無所属)「いま、仮に連立が成立したからといって地元の活動が変わると思っていない」

支援者「なんか風向き良くなってきてますね」

栗原渉衆議院議「いやあ分からんです。選挙も一回一回ですし、こつこいつやるしかないです」

先週末、地元の祭りに顔を見せた福岡5区の栗原渉衆議院議員。今回の維新との連立政権についてはー

栗原さん「大事なことは単なる数合わせはだめということ。これは、上手くいったことはない訳で。しっかり政策的に一致を見出したことをきちんと整理する」

栗原さんは前回の衆院選で公明党からの推薦を受けていました。公明党との連立が解消された今、次の選挙について心配も口にします。

栗原さん「推薦を貰ったうえでの選挙協力ということではなくなるので、そこは大きく変わる。どうなるかという心配はある。あとは人間関係をどう継続、あるいは新しく作っていくか」

急転直下、自民党との連立政権が現実となる維新議員。福岡県で唯一、小選挙区で勝ち上がった11区の村上智信衆議院議員。今回の合意には代表の“覚悟”を感じたといいます。

村上さん「最初心配していたんです。いままでの政党は、自民と組んだら支持率が下がってなくなるということがあったから、藤田さんが自分たちの政策が叶うんだったら、少しでも前進するんなら聞いてもいいんじゃないかと。そんな覚悟でやろうと思うと。それに対して集まっている議員が反対しなかったので、みんなの気持ちが一致しているんなら連立に進んでいいのではと思った」

村上さんは前回の衆院選で7期無敗を誇った自民党の武田良太元総務大臣を破り初当選しました。

自民との連立となれば、次の衆院選でどちらかの候補者に調整する可能性も出てきます。

村上さん「選挙区調整は調整はあると言われている。福岡11区については自分が現職で対戦相手は落選していますから、自分が選ばれると思います」

現職としての強味を強調しました。

村上さん「現職は私ですので、全く心配しておりません」

福岡2区・最大野党の立憲民主党・稲富修二衆議院議員。

立憲は一時、国民・維新との協力を模索しましたが、結果、思うような形にならなかったことについて無念さを滲ませます。

稲富さん「まあ、残念でしたね。本当に私もチャンスだったと思います。やはり、その関係…そして、政策調整まで行かなくても、意見交換っていうのは必要なんだなと思いましたね。こうなったからすぐに、っていうわけに、なかなかいかないんだと思いますね。日頃からの意見交換っていうのは必要じゃないかと思いますね」

一方で、維新が自民に提示した連立の条件の中で議員定数削減になったことについては苦言を呈します。

稲富さん「うん、あの本当すり替わってるなとは思いますよね。定数の削減っていうのは、それはそれ、一つありだと思うし。ただ参議院はどうするのか、衆議院だけじゃなくて参議院どうするのかとか。私は議論が必要だと思います。だけど、これまで言ってきたその政治と金の問題は、いわゆる政治資金の問題は、ちょっと別のことであって、これをやっぱり解決しなきゃいけないと私は思いますね」

21日の総理指名。維新の会が自民党との連立合意することで想定される票数は併せて231に。それでも過半数の233にはあと2票足りません。

そのため自民党・麻生副総裁が野党の無所属議員でつくる会派「有志・改革の会」に対し、総理指名での協力要請を行ったという話も取沙汰されています。

その1人、福岡9区・無所属の緒方林太郎衆議院議員はー

緒方さん「対外的な窓口は北神さん(京都4区選出)がやっている。逐一、知っているわけではない。あれだけ報道があったのであったと思うが…あした上京するので、そのうえで会派のみんなで話し合いをする。有志の会は4人で無所属で小選挙区を苦楽を共にしてきた。しっかり歩調を合わせ最大限の努力をしたい」

緒方さんも、県選出の国会議員のとして、成立する可能性が高まった高市政権の重要な鍵を握る可能性が出ています。

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