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しほママに聞く防災術 その1

番組で紹介した情報

2025年01月22日

(太田)「KBCラジオ みんなで防災!」KBC解説委員の太田祐輔です。

(百市)百市なるみです。

(太田)毎週この時間は、あなたの命を守る防災について考えていきます。

(百市)今週は「しほママに聞く防災術 その1」をお送りします。

(太田)3月1日(土)福岡市天神のレソラ夢天神ホールで「石油連盟Presents防災セミナー2025 in 福岡 あなたを守る 防災のツボ!」を開催します。
ゲストは、アサデスKBCでおなじみの気象予報士佐藤栄作さんと、「しほママ」こと柳原志保さん、全体の進行はKBCの長岡大雅アナウンサーです。
参加費は無料、申し込みはKBCのホームページで受け付けます。あなたのいのちを守る防災のツボを一緒に身につけましょう。

このイベントの講師も務める「しほママ」こと柳原志保さんは宮城県の出身。
東日本大震災を経験し、熊本県和水(なごみ)町に生活の場を移してからは熊本地震も経験されました。その経験をもとに各地で防災講演活動をされています。
その「しほママ」に聞く防災術 きょうはその1です。

(柳原)しほママの防災術 今日は「寝床に笛とヘッドライトを」です 。

(太田)これやはり、熊本地震の経験からですか?

(柳原)はい。熊本地震は夜に起きたので、急に電気がパーンと切れちゃったっていうところもありますので、ライトである「ヘッドライト」、そして助けを呼ぶ「笛」というのをやっぱり枕元に置いてるんですね。

(太田)「笛」って、どういう風に使うんですか?

(柳原)声ってず~~っとは出ないですよね。途中で疲れちゃいますし、やっぱり体力も温存していた方がいいので、遠くまで響くという意味で「笛」。実際、熊本地震のとき、阿蘇の東海大で助かった学生さんに話を聞いたんですけど、2階が潰れて1階で下敷きになっちゃった。その時に、当時はその学生さんは笛はなかったんですが、携帯を握りしめていて、携帯で音を鳴らして、そして 2階にいた先輩たちに救出されたっていう話を聞いて。

(太田)なるほど、ずっと助けを求めるための声は出し続けることはできなかったけども、その学生の場合はスマートフォンからの音でしたが、笛があれば、出し続けることが出来るということですね。

(柳原)そうなんですよね。100均でもね、笛は買えますし、そして「ヘッドライト」も、やっぱり暗闇を歩くって結構、危ないですし、懐中電灯を備えてる人は多いと思うんですが、私はやっぱりヘッドライト派で、例えば子供と手をつないだり、お年寄りだと両手で、もし転んだ時に両手で体を支えることができるというところで、「ヘッドライト」はおすすめですね。

(太田)普段の家の様子と全く違う状況になっているかもしれないですから、安全を確認しながら歩けるための方法は必要ですよね。

(柳原)はい。さらに携帯電話、先ほどの様に役に立ちますので、充電を満タンに寝床でやっておくとか、あと履き物。夜、何が落ちているかわからないので、今の時期は寒いからスリッパを置いてる方も多いと思うので、是非、寝床には「笛」と「ヘッドライト」を持っていてほしいなと思います。

(百市)たしかにずっと声を出すのって限界がありますし、音で言うならば、笛だけじゃなくて、わたし小さな子供が家にいるんですけど、子供用のすずとかもベッドの横にあったら便利なのかなとか、色んな応用を考えることができて、身近にできる防災術知ることができました。

(太田)それをね、ずっと置き続けるということが、なかなか難しいかもしれませんけど、大事なことなんですよね。

(百市)KBCラジオ「みんなで防災」
今週は「しほママに聞く防災術 その1」をお送りしました。

しほママがアサデスKBCの佐藤栄作さん、KBCの長岡大雅アナウンサーと防災について語る
「石油連盟Presents防災セミナー2025 in 福岡 あなたを守る 防災のツボ!」は、3月1日(土)に行われます。
参加申し込みはKBCのホームページからお願いします。
防災のツボを一緒に身につけましょう!

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