【まちの宝】行橋から世界へ!とろり濃厚!泡立つスープ!本店で味わう醍醐味『黒豚とんこつ 金田家』26時間かけて炊きあげる唯一無二の一杯(福岡・行橋市)【まち歩き】
福岡県行橋市、行橋市役所のほど近くにある『黒豚とんこつ 金田家 行橋本店』。
2009年に行橋で始まり、現在は大阪・難波のほか、イギリス・ロンドン、スペイン、台湾にもFC店舗を展開しています。本店ではオープン前から列ができ、営業が始まってからも客足が続きます。
金田家の一杯でまず目を引くのが、白く泡立った豚骨スープ。口に含むと、豚骨の濃い旨みがぐっと広がります。見た目は濃厚そのもの。それでも、豚骨特有の臭みや脂の重さで押し切る味ではありません。
その一杯を作るために、大将の金田和浩さんが続けているのが、時間を惜しまない豚骨の下処理です。
■泡は、濃厚な豚骨を炊いた先に生まれる
金田家といえば、表面に浮かぶきめ細かな泡。ただ、泡立たせるために特別な工程を加えているわけではありません。
「濃度が高いからじゃないですかね」
金田さんはそう話します。
スープは豚骨をじっくりと炊き上げ、黒豚の背脂を加えることで、コクと旨みを引き出しています。レンゲですくうと、さらりと流れるというより、わずかにとろみを感じる口当たり。口に含むと、豚骨の濃い旨みが広がります。
その濃厚さを作っているのは、ただ長時間煮込むことではありません。豚骨を鍋に入れる前から、いくつもの工程を重ねています。
■一度炊いた湯をすべて流し、もう一度冷たい水から
冷凍で届いた豚骨は、まず水に漬けて生の状態に戻します。そこから火を入れ、浮いてきたアクを丁寧に取り除いていきます。そして、ここからが金田家のスープ作りの特徴です。
「アクを取ったら、いっぺん火を止めて全部流すんですよ」
一度炊いた湯をすべて流し、豚骨を取り出して洗う。そこから再び冷たい水を張り、火を入れて炊き始めます。アクを残さない分、取れるスープの量は少なくなるそう。それでも、この工程は省きません。骨を水に漬けるところから数えると、およそ26時間。実際に炊く時間だけでも約18時間かかります。
「そうしないと、こういうスープできないです」
白く泡立つ一杯は、長く炊くことだけでなく、余分なものを一度取り除き、またゼロから炊き直す工程によって作られています。
■とろりとしたスープに、麺とたっぷりのチャーシュー
今回紹介するのは「チャーシューめん」(税込1,300円)。丼を囲むようにチャーシューが並び、その中央に細麺。表面には細かな泡が広がり、その下を白濁した豚骨スープが満たしています。
箸を入れて麺をひとすすり。スープも一緒に口へ入り、濃い豚骨の旨みが広がります。続いて、丼いっぱいに並んだチャーシュー。麺をすすり、肉を挟み、レンゲでスープをひと口。しっかりと濃厚なのに、脂だけが舌に残り続けるような重たさはありません。
また麺へ、またスープへ。箸とレンゲが自然と行き来します。
■2009年から、行橋で炊き続ける一杯
金田家が行橋に店を構えたのは2009年。金田さんは子どもの頃からラーメンが好きで、競輪選手を引退したあと、次に真剣に取り組むものとしてラーメンを選びました。ラーメン店で修業した経験はなく、豚骨を炊いては自分で味を確かめながら、独学で一杯を作り上げたといいます。
行橋で生まれたラーメンは、今では市のふるさと納税返礼品にもなっています。店が国内外へ広がった現在も、金田さんが最後に口にしたのは、さらに店を増やすことではなく、今の店を続けていくことでした。
「とにかく、ついてるお客さんのためにね、長く続けられるように頑張ります」
丼いっぱいに広がる泡。とろりとしたスープ。そして、ひと口目から押し寄せる豚骨の旨み。
その濃厚な一杯を支えているのは、ただ味を強くすることではありません。
余分なものを取り除き、時間をかけて炊き上げる。
26時間をかけた一連の工程が、金田家の豚骨スープを形づくっています。
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■『黒豚とんこつ 金田家 行橋本店』
住所:福岡県行橋市大橋1-4-3
電話:0930-24-3666
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜19:30(火・水曜日は昼のみ)
定休日:木曜
駐車場:あり
Instagramkanadaya:@kanadaya.0316
https://www.instagram.com/kanadaya.0316/
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※情報は2026年8月時点のものです。最新情報は公式HP、Instagram等でご確認ください。
■ 黒豚とんこつ 金田家 行橋本店
住所:福岡県行橋市大橋1-4-3
Instagramkanadaya:@kanadaya.0316
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