「私、まっちゃがいい!」「ミルク、どうするの?」 2025年12月某日。福岡市東区和白東の公民館に、緑のエプロンをした子どもたちの楽しそうな声が響いていました。
この日行われたのは、地域のこども食堂にスターバックスのバリスタたちがサンタに扮して訪問し、バリスタ体験とホリデーギフトを提供するワークショップ。スターバックスが2021年から実施している「Be a Santa ドネーション プログラム」の一環で、「あなたも、誰かのサンタさん。」をテーマに開催されています。今回は、和白東公民館で活動する「WAN1(わんわん)こども食堂」を利用する子どもたちが招待されました。
■憧れの「緑のエプロン」でバリスタに挑戦!
今回は、スターバックス コーヒー 福岡新宮店のスタッフと、こども食堂の大学生ボランティアがお手伝いとして参加。子どもたちは一人ひとり専用の「緑のエプロン」を着用。本物のバリスタから教わりながら、抹茶やホワイトモカなどのドリンク作りに挑戦しました。
ミルクを泡立てる工程では「ふわふわだ!」「スライムみたい!」と歓声が上がる場面も。
体験に参加した小学2年のひまりちゃんは、スターバックスが大好き。「昨日もイオンモールのスタバに行ったんだよ」と教えてくれました。「泡を混ぜるのが一番楽しかった。難しかったけど、自分で作った抹茶は特別おいしい!」と、手作りの一杯を大事そうに抱えながら、満面の笑みを見せてくれました。
きょうだいとお友だち同士で参加した小学2年のあきてるくん、ふうかちゃん、4年のだいちくんは「全部初めてで楽しかった!」と声をそろえます。「牛乳を泡にするのが難しかった~」「かき混ぜるのが楽しかった!」「粉をカップに入れるのも難しかったよ」。3人それぞれに、思い出ができたようです。
イベントを見守っていた「WAN1(わんわん)こども食堂」代表のゆきこさん(写真左)は、子どもたちの輝く表情に喜びを隠せません。「みんな、とてもすてきな笑顔ですよね。ありがたいことに、このこども食堂はたくさんの方が利用してくれています。先日あるお母さんが、『久しぶりに子どもと一緒にご飯を食べて、遊ぶことができて自分も癒やされました』と話してくれて、とてもうれしかった。これからも地域のみなさんのために取り組んでいきたいと思います」
■「地域とのつながり」を一杯のコーヒーから
このプログラムを福岡で実施するスターバックス福岡東地区担当の土山さん(写真右)も、インタビューで地域への熱い想いを語ってくれました。
「私たちは、一杯のコーヒーを通じて地域の方々とつながることを何より大切にしています。 スターバックスはグローバルな企業ですが、日本国内の各店舗は、その街の一員として根ざしていくことを目指しています。 今回のような活動を通じて、こども食堂のみなさんや地域の子どもたちと直接触れ合い、ここやスターバックスがみなさんにとっての『自分の居場所(サードプレイス)』だと感じてもらえるきっかけになれば嬉しいです」
土山さんは最後に「今後もこうした地域のみなさまとのつながりを加速させ、地域と一緒に成長していきたい」と力強く語りました。
今回、子どもたちがコーヒーかす液で描いたクリスマスカードは、しばらくスターバックスコーヒー 福岡新宮店に飾られるそう。 立ち寄った際は、ぜひ注目してみてくださいね♪
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