【ふるさとWish】今の時期だけ出現『光の航路』 歴史と絶景を一度に楽しもう!(大牟田市)

日本の近代化を支えた地域のひとつ、福岡県大牟田市。「宮原(みやのはら) 坑」は、炭鉱業の発展と日本の産業発展の象徴として、2015年に世界遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の構成資産です。

第二竪坑櫓(たてこうやぐら)の高さは約22メートルで、現存する鋼鉄製の櫓としては日本最古のものです。当時の炭鉱業の技術力を感じさせ、訪れる人々を圧倒する迫力があります。隣にはレンガ造りの巻揚機室も残されており、室内には坑内へ石炭や人員を輸送した巻揚機があります。歴史的建造物の魅力を存分に体感してみたい方には、無料の施設ガイド付きの見学もおすすめですよ。

大牟田市には、他にも世界遺産の構成資産があります。そのひとつである「三池港」では、毎年1月と11月にそれぞれ1週間程度『光の航路』が出現!日没の角度と航路が重なったときに、海に一筋の光となって現れる『光の航路』は、天候状況や空気の澄み具合などの条件が合えば見ることができる絶景なので、期間中は多くの人で賑わっています。

大牟田市草木にあるスイーツ店「Patisserie plantes(パティスリープランツ)」では、『光の航路』の期間中に食べられるスイーツ「橘クロえもん」を販売しています(11月24日まで数量限定で販売予定)。地元の中学生が考案していて、丸いフォルムと大きな白い目がとてもかわいくて食べるのがもったいないほど♪外観の黒は石炭をイメージしており、クランチチョコをたっぷりと使用しています。中を割ってみると、地元で採れた上内みかんのジュレや、あまおうクリームを使い『光の航路』を表現しているんだそう!

今年の『光の航路』は11月22日(金)まで!ぜひ「宮原坑」などの世界遺産や限定スイーツと一緒に、大牟田市を堪能してみてはいかが♪


「宮原坑」
福岡県大牟田市宮原町1丁目86-3

「光の航路」(三池港)
期間:2024年11月15日~11月22日、2025年1月20日~1月26日
場所:大牟田市新港町「三池港展望所」及び「第一岸壁」
第一岸壁開放時間:11月▶16:15~17:30 / 1月▶16:45~18:00
期間中の日没時間:11月▶17:15ごろ/ 1月▶17:45ごろ
駐車場:三池港展望所(利用時間は第一岸壁開放時間の30分後まで)
※車でお越しの場合は、必ず駐車場をご利用ください。(周辺道路での路上駐車は禁止)
※雨天時は中止です。

「宮原坑」・「光の航路」について
大牟田市公式観光サイト(大牟田市産業経済部観光おもてなし課)
https://one-plate.city.omuta.lg.jp/

「Patisserie plantes(パティスリープランツ)」
福岡県大牟田市草木106-30
0944-88-8868
定休:水曜日(水曜日が祝日の場合は営業)
※「橘クロえもん」販売の詳細については店舗までお問合せください。


※この情報は朝の情報番組「アサデス。KBC」(2024年11月15日放送)でお届けしました。

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