【クチコミ】【ニューオープン】疲れたカラダをリセット!鍼灸のプロ監修“セルフお灸”ができる薬膳キッチン『moku moku』(筑後市)
寒暖差の激しい秋は自律神経のバランスが崩れやすい季節。弱った体をリセットしませんか。
2024年9月中旬、福岡県筑後市の筑後広域公園前に“ゆる薬膳料理”の店『moku moku』がオープンしました。薬膳料理と聞くと、“漢方薬を使った料理”という取っつきにくいイメージを持つ人も多いかと思いますが、そうじゃないんです。
中医学に基づいた野菜や肉、魚など身近な食材が持つ効果や効能を生かして体の調子を整える“ゆる薬膳”が、今注目されています。『moku moku』では「体にちょっとイイモノ、イイコトを。体を整える自分時間を」をテーマに、おいしく食べられる“ゆる薬膳料理”を提供しています。
月替わりで楽しめる「ゆる薬膳ランチ」(1300円)が代表メニュー。寒暖差で肺や気管が弱まる10月のメニューが以下の7品です。
■蓮根ハンバーグきのこあんかけ
レンコンが気血を補い、肺を潤し働きを高めるそうです。血の巡りも解消し、滋養強壮と体力回復にも!
■青菜と松の実の 油麴和え
青菜には滋養強壮の作用があり、老化予防にも◎。イライラや不安感、高血圧を抑えます。
■白きくらげと卵のとろとろスープ
白きくらげが美肌効果が高く免疫力アップに!不眠、精神安定、体力回復にもオススメ。
■生姜ごはん
胃腸を温め、冷えによるむくみを抑えてくれます。
■カボチャのサラダ
気血を補い、疲労回復効果バツグン!
■麻婆豆腐
虚弱体質の改善、体力回復に!体やのどに潤いを補給し、乾燥を防ぎます。
■季節の果実酢
唾液の分泌を促して消化吸収を高めます。血糖値の上昇を緩やかにします。
「ゆる薬膳ランチ」と並ぶ人気メニューが「季節の薬膳粥ランチ」(1000円)。
薬膳粥は免疫力を高めて、健康維持に役立つ効果が!血糖値を調整するので、ガンなど病気の予防にも効果的だそうです。
青菜と松の実の油麴和え、カボチャのサラダ、麻婆豆腐の副菜が付いて嬉しい~。
冷え性の人にオススメは、胃腸の働きを高めてむくみを解消する「moku mokuのジンジャーエール」(550円)と、シソの香りでリラックス効果が期待できる「moku mokuの紫蘇サイダ―(期間限定)」(550円)。老化防止には「甘酒スムージー」がオススメ!
効能別で味が違う「薬膳茶」は7種類あります。「体ポカポカ茶(紅茶+なつめ+シナモン)」(カップ¥550、ポット¥900)は、血行促進効果で貧血や、冷え性の改善。「疲れ目すっきり茶(ジャスミン+菊花+クコの実)」(カップ¥550、ポット¥900)は、かすみ目や眼精疲労に効果的。スマホやパソコンを長時間使う人にいいかも!
「かぼちゃのアイス」や「お芋のアイス」、ほんのりシナモンの香りがする「かぼちゃプリン」などスイーツも充実。迷ったらその日の体調で選んでみてください。
食事と一緒にセルフの「お灸体験」ができるのも『moku moku』の魅力のひとつ。鍼灸師と薬膳コーディネーターの資格を持つオーナー角田智恵子さんだから実現できました。食事もしくはワンドリンクでも注文すれば、専用スペースでお灸を据えてリラックスできる時間が過ごせます。ツボを温めることで血行促進が期待できるんだそう。「未経験の人にこそ手軽にできるお灸のよさを知って欲しいです」と智恵子さん。「薬膳料理とお灸を一緒にできる飲食店は、福岡県でうちが初めてではないでしょうか」と話します。
智恵子さんの隣には、鍼灸師と健康美容食育指導士の資格を持つ夫・慶一さんと、食育に携わってきたという智恵子さんのお母さんとお姉さんの姿も!家族の協力で、念願のゆる薬膳&お灸の店をオープンすることができました。「“食を通して体は変わる、大人が変われば子どもは変わる”をモットーに、忙しい現代だからこそ自分を顧みて、体を整えることの大切さを伝えたいです」と、3人の子どもを育てながら智恵子さんは強く感じているそうです。
ぜひ、薬膳とお灸のW効果で疲れた体をリセットしてみませんか。オシャレな青いコンテナの建物が目印ですよ!
『moku moku』
筑後市尾島198-5
11:00~17:00
不定休 ※店休日はお店のインスタでチェック
Instagram@yakuzen_mokumoku_2024
※この記事は、筑後市Kさんの投稿を元に取材致しました。ありがとうございました!