【グルメ&イベント】自動車学校で本格スパイスカレーが食べられる⁉噂を聞いて行ってみた!『カジマキカレー』(大野城市)
福岡県大野城市の南福岡自動車学校。
「自動車学校で営業しているスパイスカレー屋さんがある!」と、何やらおもしろそうな話を聞いてやってきました。自動車学校なんて〇十年振り…!でも看板ものぼりもないので、とりあえずレストランが入っていそうな入り口そばの建物へ。「こっちでいいのかな・・・?」とちょい不安になりながらきょろきょろすると、小さな手書き看板とそれらしき一角を見つけました!
週に4、5回ほど営業している『カジマキカレー』。
今まで月に数回オープンしていましたが、今年8月から定期営業するようになったそう。
通常メニューはメイン2種類(チキン&フィッシュ)と複数の副菜で構成される『スリランカプレート』、豚バラにみそとスパイスを染み込ませたキーマカレー『豚バラの味噌キーマ』、最近注目されている西インド・ゴア地方伝統の酸っぱ辛い『ポークビンダルー』の3つ(すべて1000円、あいがけ1200円、大盛り+100円)と、数量&期間限定の時限メニューを提供しています。
梶原亮店長にココナツが少し苦手と相談して、『豚バラの味噌キーマ』をオーダーしました。
ピリッと辛いけれど、うま味が強い!食欲をそそるスパイスのいい香りが鼻をくすぐり、そこに飛び込んでくる豚バラのコク。でもレモンを絞ると、一転さわやかな味に。さらに別添えのパクチーもよきアクセント(食べられるか聞いて出してくれたのもうれしい)。ワンプレートに副菜や味変アイテムがバランスよく乗っていて、スプーンを入れる度に違う味を楽しめるスパイスカレーの醍醐味を存分に楽しみました♪
「決まったレシピはありません。だから毎日味が少しずつ違うんです」と梶原さん。カレー作りは、ほぼ独学。数カ月前まで南福岡自動車学校系列の職員だったという異色の経歴です。「妻と一緒にカレーの食べ歩きをしていたのがきっかけです。自分で作るようになり、妻や友人にふるまったり、飲食店でコラボイベントをさせてもらったりするうちに、お店を出したいなと思うようになりました」。
大きな宣伝はしていませんが、地元の人を中心にクチコミやSNSで知った人が来店。スパイスカレー屋さんでは珍しく、子ども向けに塩分控えめ、小麦粉不使用で仕上げた『キッズキーマカレー』(500円)があるため、小さいお子さんを連れたママも結構見かけるそうですよ。梶原さん自身も0歳、3歳の姉妹のパパ。「子どもでも安心して食べられるように」と、肉は国産、野菜は「オルト久山」(福岡県・久山町)と「飯田開発農場(大分県九重町・佐賀県鳥栖市)から直接仕入れています。
とっても話しやすく、気さくな梶原さんは「ゆくゆくは人の縁がつながったり、出会ったりする場になってほしい」と思いを話します。「話すことが大好きなので、僕やスタッフに気軽に声をかけてもらえたらうれしい。気分が落ち込んでいても、あったかい気持ちになって帰ってもらえる場所にしていきたいと思っています」。
テーブルにはいろんな味が織りなすスパイスカレー。
窓の向こうには、初々しい運転模様。
そんな不思議な取り合わせも『カジマキカレー』の魅力の一つかもしれません。
『カジマキカレー』
福岡県大野城市下大利3-2-20 南福岡自動車学校1F
11:30~14:00(ラストオーダー13:30)
営業日はインスタグラムで告知
Instagram@ kajimakicurry
これからイベント出店やケータリングなど、人との縁を作るきっかけをさらに増やしていく予定な『カジマキカレー』は、9月28日(土)に福岡市・大名で開催『カレーのVol.6』に出店!カレーマニアが絶賛する福岡近郊のカレー屋さんが5店舗集合。ご飯300円、カレーは1店500円均一!名店のカレーを食べ比べできる、またとない機会です‼
『カレーのVol.6』
日時:2024年9月28日(土)17:00~21:00
場所:コミテンカフェ(福岡市中央区大名1-12-15 アペゼビル2F
出店:kuebaissyo/インド食堂ワナッカム/みゃびカレー/ニルヴァーナ(大分県中津市)/カジマキカレー
https://www.instagram.com/curry.no.kuebaissyo/