【KIYAMA LOVERS】栽培期間中無農薬!化学肥料不使用の自然農園。里山を守る『ちぎりファーム』
九州の交通網の要!緑豊かで暮らしやすいまち! 佐賀県基山町の愛すべきヒト・ モノ・コトを《ジモタイムズ Wish》スタッフが体験リポートする連載企画 【KIYAMA LOVERS(基山ラバーズ)】。今回は「ジモタイムズ Wish アンバサダー」(Instagram@junp0303) が訪れた『ちぎりファーム』をご紹介します!
久留米基山筑紫野線、園部ICから大興善寺方面に車で3分。自然豊かな〝基山町園部〟恋人の聖地と呼ばれる、契山(ちぎりやま)の麓に農園を構える『ちぎりファーム』。園主を務める生島さんにお話を伺いながら、農園をご案内いただきました。
無農薬(栽培期間中)・化学肥料不使用で、お米や少量多品目で野菜を栽培。農園をご案内いただく中で栽培品目の多さにびっくり!今からの時期は、にんじん・レタス・そら豆・玉ねぎ・スナップエンドウ・ジャガイモ・大根などの野菜。お米の水田や、栗・柿・各種柑橘類の畑も!農園内の不耕作地となっている土地を切り拓いて、栽培品目も徐々に増やしているとのこと。今現在は椎茸の栽培準備中だそうです◎
「里山の美しい風景を守りたい。」
生島さんは基山町園部出身。園部地区に不耕作地が増えていく現状を目の当たりにし、10年後、20年後の子どもたちの未来や地域の未来を考える中で「なんとかせないかん」という想いで活動を開始。園部地区の自然を満喫できるマルシェの開催や地域の方の活動を動画にしてSNSに発信。地道な地域活動を行われる中で、さまざまな出会いや偶然が重なり、今の農園を引き継ぐ形で2022年に新規就農者として農家へ転身。想いに共感された不動産業を営む会社の元で、「農業法人 ちぎりファーム」を立ち上げられました。
『ちぎりファーム』のこだわりは、農薬や化学肥料に頼らない、自然が持つ本来の力で作物を育てること。そして、基山町園部の山間部ならではの綺麗な空気と脊振山系の綺麗な水を利用できる点と、寒暖差があり、日当たりに恵まれた地形という作物にとって素晴らしい環境が、深い味わいと、栄養価の高い作物が育つ要因になっているそう。
園部の素晴らしい環境で、こだわりと愛情を込めて育てた作物をなるべく新鮮な状態で届けたい!という想いから「野菜セット」の定期便販売を予定されており、2024年6月ごろから本格的な運用開始を計画中だそうです◎
また、農園の入り口や鳥栖市内に『ちぎりファーム』の無人販売所(計2箇所)を設置されており、営業日には新鮮な野菜や果物が多品目販売!最新情報は公式Instagram( @tigiri.farm )のストーリーズで配信されています◎
【無人販売所】
・1号店(ちぎりファーム入り口)
住所:〒841-0203 佐賀県三養基郡基山町園部1651-2
・2号店(鳥栖市内)
住所:〒841-0074 佐賀県鳥栖市西新町1428-4
コインランドリーウェルカム 西新町店 前
『ちぎりファーム』内には元牛舎を改装した多目的レンタルスペースを設置。地域の方の寄り合い所として利用されているそうで、おしゃれにリノベーションされた炊事場も利用可能◎ このスペースの目の前には桜の木が並んでいて、開花後には一面ピンク色に染まる鮮やかな景色を楽しめるとのことです◎
「より多くの、想いに共感してくださる方へ〝ちぎり米〟をお届けできると嬉しいです。」と話す生島さん。
農薬や化学肥料に頼らない自然の力で育ち、里山の豊かな自然を守りながらできた〝ちぎり米〟。令和5年度の収穫分は、1ヶ月ほどで完売!今年はさらに水田を広げ、10倍近い収穫量を見込んでいるとのことです。水田を広げることができた背景には、地域の方の理解や応援に加えて、より広い範囲の、想いに共感する支援者や、想いを共に活動する従業員さんの存在が大きいのだと感じました^ ^
『ちぎりファーム』の「里山の美しい風景を守りたい!」という熱い想いと活動が、たくさんの人の共感を生み、この土地の価値を上げている。
契山の麓で挑戦し続ける姿と、美しい田園風景から、基山町園部の明るい未来が想像できました^ ^
この秋の〝ちぎり米〟今から実食が楽しみです♪
■『ちぎりファーム』
住所 佐賀県三養基郡基山町園部1651-2
営業時間 月~金曜 8:30~17:30
定休日 土・日曜
※野菜セット定期便や〝ちぎり米〟などのお問い合わせや最新情報は公式LINEより取得ください◎
https://lin.ee/QRZ1JDf