3月20日まで♪歴史ある建物と華やかなひな人形を一度に楽しめる佐賀ならではの“ひなまつり”イベント ~ふるさとWish佐賀市~
3月20日(水・祝)まで開催中の「第24回佐賀城下ひなまつり」。会場は江戸から昭和初期に建てられた歴史的建造物ばかりで、各会場には趣向を凝らしたひな人形が並んでいます。
春の訪れにぴったりなイベントにアイタガールの野田桃香リポーターが訪れました。
まず訪れたのは佐賀市松原にある「旧福田家」。佐賀を代表する実業家のひとり、福田慶四郎が大正時代に建てた近代和風建築です。なんとこちらには、佐賀の伝統工芸のひとつである佐賀錦をまとったひな人形(トップ画像)が展示されています。縦糸には金箔を貼った和紙などを使い、横糸は絹糸を使って、へらで織っている手織りの佐賀錦。その生地はキラキラと輝いていて、ひな人形をより華やかに引き立てています。「旧福田家」では佐賀錦の手織りを実演しているので見学することもできますよ。「佐賀錦振興協議会」会長の松本美紀子さんは佐賀錦の魅力について「図案が同じでも、織り手によっていろんな表現ができることでしょうか。色を変えればいろんな姿があらわれてきますよ」と教えてくれました。「旧福田家」では佐賀錦をまとったひな人形をはじめ、佐賀錦のアクセサリーなど小物類も販売しています。
続いて野田リポーターは「旧福田家」から徒歩すぐの「肥前通仙亭」へ。こちらでも立派なひな人形が展示されているのですが、中にはなんと100年以上前に作られたものも。「肥前通仙亭」では佐賀出身の僧で“煎茶の祖”と言われた「高遊外売茶翁(こうゆうがいばいさおう)」にまつわる資料などを展示していることから、煎茶体験(有料)ができるんです♪
「高遊外売茶翁顕彰会」理事長の川本喜美子さんから煎茶の入れ方を教わった野田リポーター。まず茶葉を急須に入れた後、湯の温度を測っていきます。その湯を湯冷ましの茶器に入れ、適温になったら急須へ注いでいきます。この日使った茶葉の蒸らし時間は1分半。茶葉によって蒸らす時間も変わるそう。その後、有田焼の湯のみに最後の1滴まで煎茶を注いでいきます。自分で淹れたお茶を飲み「甘みがあって、とってもおいしいですね!」と大満足の野田リポーター。煎茶体験では茶菓子も付いているので、貴重なひな飾りを眺めながら味わうのもおすすめですよ。
旧古賀銀行や徴古館でも「佐賀城下ひなまつり」が楽しめます。3月20日まで開催中ですので、ぜひ足を運んでみてくださいね♪各会場の入場料金などの詳細は「佐賀城下ひなまつり」で検索を。
佐賀城下ひなまつり
0952-20-2200(佐賀城下ひなまつり実行委員会)
※この情報は、お昼の情報番組「Wish+(プラス)」(2月19日放送、リポーター:野田桃香【アイタガール】)でお届けしました。