【イベント】3/31まで 圧巻!900体を超えるひな人形がお出迎え♪『第7回 英のれん雛祭り』開催中(糸島市)
イオン糸島ショッピングセンターから車で1分。
糸島市志摩師吉にあるギャラリー「英(はな)のれん」で3月31日(日)まで『第7回 英のれん雛祭り』が開催されています。
ここでは、なんと988体もの“ひな飾り”を見ることができます。
“ひな人形”と書いた旗がなければ通り過ぎてしまいそうな入口をのぞくと、ひな飾りがお出迎えしてくれるので、ひと安心。ここだけでも、いろんなひな飾りを見ることができますが、まだまだ!奥にある玄関へと進んでくださいね。
まるでおばあちゃんの家に帰ってきたかのような玄関を開けると、ひな飾りがズラリ。
大正末期から平成まで、同じ顔はひとつとしてない人形たちが、華やかに飾られています。
中でも100体以上の人形が並ぶ11段飾りは、写真で見るよりも迫力がすごく圧巻!(写真左)
娘、孫へと代々受け継がれていくひな飾りですが、核家族化やライフスタイルの変化により、飾る場所が減ってきています。
ここに飾られているひな人形たちは、長年押し入れに眠ったままになっていたり、「娘が嫁いだのでもう飾らない」と人から譲り受けたものばかりだそうです。
「写真たくさん撮ってあげてね!暗いところにいたお人形さんたちが喜ぶから!」とステキな笑顔で気さくに話しかけてくれるのは、オーナーの武久英子さん。
今でも人形を譲り受け、どんどん数が増え続ける中、英子さんは毎年ひとりで1カ月半かけて飾り付けをするそうです。
古い人形もあるのに、どのひな人形もとってもキレイ。聞くと、修復も英子さんが行っているんだとか。
「どのひな人形もたくさんの思い出が詰まっている。どうしても捨てられず、ここだったら!と持ってきてくれる方もいるから、やめるわけにはいかないの」と、捨てられるはずだったひな人形に新たな命を吹き込む英子さん。
毎年バージョンアップする『英のれん 雛祭り』は何度行っても楽しめます♪
さらにここでは、拝観料600円でコーヒーとぜんざいがいただけます。
ひな飾りを目の前にお茶ができるところは珍しいですよね♪
筆者も小さい子どもを連れていましたが、ゆっくりとした時間をここで過ごすことができました。
今年もすでに4組のひな飾りを引き取ることが決まっているそう。
「来年は1000体を超えちゃうから、お引越ししないといけないね」と英子さん。
この場所で見られるのは、今年が最後かも!ぜひ、お子さんと一緒にお出掛けください♪
『第7回 英のれん雛祭り』
日程:~3月31日(日)10:00〜17:00
場所:ギャラリー 英(はな)のれん(福岡県糸島市志摩師吉477-10)
定休日:木曜日
拝観料:600円(コーヒー・ぜんざい付き)
問い合わせ:092-332-8726(HANABUSA)
Instagram@hananoren1