【福岡・佐賀ひなまつり特集】白壁土蔵の町並み背景に『筑後吉井おひなさまめぐり』 3/20まで うきはならではの体験人気(うきは市)
今年で32回目を迎える、うきは市の『筑後吉井おひなさまめぐり』。かつて豊後街道の宿場町として栄えた吉井町の白壁土蔵の町並みを背景に、10カ所の施設・店舗でひな飾りを展示しています。
吉井町のおひなさまの特徴は、いわゆる庶民のおひなさまと言われる「箱雛(はこびな)」と「おきあげ」。「箱雛」はその名の通り、箱に入ったおひなさま。「おきあげ」は、おひなさや歌舞伎、浮世絵を題材に各家々の女性が着物のはぎれや竹を使って手作りしたもので、箱雛の周りを彩るように飾られました。
おひなさまめぐりのスタート地点は、総合案内所の観光会館『土蔵』。300台収容の無料駐車場が目の間です。ここでパンフレットやマップをゲットして、まちに繰り出しましょう!展示会場や各種体験、食事処の案内もしてくれますよ。
ひな飾りの展示会場には、目印となる花手水やフラワーボールが飾られています。春を感じる粋な演出に、散策の足取りも軽くなりそう♪
会場の一つ『工房雛子(ひなね)』の店内は、珍しいおひなさまでいっぱい!ひな人形やひな道具を単品で買うこともできるので、お道具などをなくしてしまったという人はぜひ立ち寄ってみて。
『町並み交流館商家 白花綜(しらかべ)』は、乾物魚類問屋だった大型町家を利用した施設。中庭に飾られた「庭園雛」は、吉井では珍しいといいます。また、2階には30畳の大広間を使った「座敷雛」が。期間限定の「雛御膳」も提供しています。
各種体験メニューも充実。櫨(ハゼ)のキャンドル&火除けの御守りづくり、ガリ版を使った春のレターセットづくりなど。いずれも1時間半~2時間で作り上げます。事前予約がおすすめですよ。
2月18日(日)と3月3日(日)には、気軽に立ち寄れるお茶席を『菊竹六皷記念館 狭庭』に用意。2月25日(日)以降の週末は、人力車の乗車会を予定しています。
各種イベントや体験など、詳しくはHP(https://chikugo-yoshiihina.com/)へ。
『第32回 筑後吉井おひなさまめぐり』
日程:2024年2月11日(日・祝)から3月20日(水・祝)
場所;うきは市吉井町 白壁通り一帯
問い合わせ:筑後吉井おひなさまめぐり実行委員会事務局 0943-76-3980