海中鳥居がある神社の“奇跡”の御朱印とは!? ~ふるさとWish芦屋町~

狩尾神社の海中鳥居

地域に眠る“謎”を調査する「謎解き!ドローカルミステリー」。今回の謎解きの舞台は福岡県遠賀郡芦屋町。海中鳥居の神社に奇跡の御朱印があるということでリポーターのボビーが調査開始!

狩尾神社の本殿を探すリポーターのボビー

海中鳥居にやってきたボビーは、奇跡の御朱印を頂くために神社本殿へ。海中鳥居から続く参道を進みますが、狛犬や石灯篭は安置されていたものの、草が生い茂り本殿らしき建物は見当たりません。地元の方に聞き込みをしたところ「芦屋町歴史民俗資料館」に行ったら何かわかるかも、との事で早速向かいます。

「芦屋町歴史民俗資料館」の学芸員である山田克樹さんに案内されたのは、なんと先ほどボビーが訪れた場所にあった神社の写真パネル!戦前に撮影された白黒写真ですが、立派な本殿があったことがわかります。狩尾神社という神社で、現在の芦屋町山鹿地区から北九州市若松までを取りまとめるほど由緒ある神社だったそうですが、50年ほど前に火事で本殿が焼失。現在は同じ芦屋町山鹿地区にある須賀神社に狩尾神社の御神体が祀られています。

狩尾神社の神額

須賀神社を訪れたボビーに禰宜の波多野総嗣さんはぜひ見てほしいものがあると社務所の中へ。そこには狩尾神社の名前が書かれた額がありました。社殿が火事で焼失したにも関わらず、御神体と共に奇跡的に焼失を免れたんだそうです。木製にも関わらず無傷のような状態で残っているとは、まさに奇跡!ボビーも「社殿が火事になったとは思えないくらい綺麗ですよね」と驚きを隠せません。この奇跡の額の文字を御朱印に書き写しているので“奇跡”の御朱印なんですね。

狩尾神社と須賀神社の名前が入っている御朱印

狩尾神社だけでなく須賀神社の名前が入っている御朱印。「いつかは(狩尾神社の御神体を)元の場所に戻してあげないといけない。このことを50年ぐらい経つので知らない方が多くいるので、まずは知ってもらおうと思って始めたのがこの御朱印でございます」と波多野さんは話します。ゆくゆくは狩尾神社を元の場所へ再建するというのが目標だそう。御朱印の授与は毎月1日と15日の午前中のみ須賀神社で授与しています。毎月御朱印の柄も変わりますよ♪詳しくは狩尾神社と須賀神社の公式インスタグラム(@kariojinja.official)をチェックしてくださいね!


狩尾神社
福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿852付近

須賀神社
福岡県遠賀郡芦屋町山鹿17-1

※この情報は、朝の報道情報番組「アサデス。KBC」(11月17日放送、リポーター:ボビー)でお届けしました。

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