うきはの人気古民家宿『みなも』 4月に1棟貸しの新客室「鏡田蔵」完成
江戸時代の町割と、明治〜大正期の様子を色濃く残す「筑後吉井重要伝統的建造物群保存地区」(福岡県うきは市)。
同地区の白壁土蔵造りエリアにある宿泊施設『みなも』は、
うきはの過去と現在を紡ぐ人気のお宿です。
フロントがある「碓井邸」は築100年を超える大地主の元邸宅。
白壁地区唯一の鼠(ねずみ)漆喰様式の木造建築が、重厚感と気品を漂わせています。
客室は4つ。それぞれ違うテーマの意匠が凝らされ、泊まる度に違う客室を選びたくなります。
今年4月末、2つ目の1棟貸し客室「みなも鏡田蔵(かがみだくら)」が新しくオープン。
テーマは”うきはの恵みに酔う”。
うきは市指定文化財「鏡田屋敷」は、江戸時代末期に建てられた築およそ160年の建物。
建築当初はお役人の官舎として使われており、
その蔵を生かしたバーカウンター付きの客室です。
バーを監修するのは、福岡・中洲の名店「Bar higuchi」。
この部屋に宿泊した人のみが利用でき、
うきはの果物やお茶と、それに合わせたお酒で
カクテルを作る体験ができます。
朝食は、うきはの野菜や果物をはじめ
米、麦、大豆、卵、牛乳にお茶、酢、味噌など
生産者の思いと土地の力が込められた食材で
1日のはじまりを彩ります。
寝室のベッドフレームは『杉工場』(うきは市)
小物備品のセレクトは『ぶどうのたね』(同市)
照明は『立丁尾花』(同市)
と、まるでうきはのショールームのよう。
実店舗が宿から近いので、立ち寄ってみるのもよいでしょう。
重厚な蔵の雰囲気と静かなうきはの夜。
うきはの恵とともに味わう贅沢な時間を
大切な人と一緒に過ごしてみませんか。
みなも
福岡県うきは市吉井町1302(筑後吉井 白壁の街並み内に客室が点在)
0943-76-9882