クリエイターが集う廃校 カフェやワークショップも ~ふるさとWish鞍手町~
学生服で登場したボビー。というのも、今回の舞台は2015年に廃校になった中学校なんです。せっかくの施設をなんとか利用できないものか…ということで「くらて学園」というポップカルチャーの発信拠点に生まれ変わりました。現在は、サブカルチャーやエンターテイメントのクリエイターが集う場所になっています。また、一部の教室や体育館、屋上では映画やスチールなどの撮影利用も可能です。
ボビーが思わず足を止めたのは、数えきれないほど多くのフィギュアが置いている教室。思わず「すごい!」と声を上げたボビー。ここはCMや映画の小道具などを作る会社「フライトギア」の資料室です。特殊美術のレベルは全国屈指!オファーが各地から殺到しているといいます。最近では、人気アニメ「ヤッターマン」の悪役・ドロンジョが主役のwowowオリジナルドラマ「DORONJO/ドロンジョ」の小道具も手掛けているそう。“メカづくりの天才が作ったアイテム”として、フライトギアが製作した多くの小道具がドラマに登場。キャラクターの性格に合わせて、パーツの細部にまでこだわっています。
また別の教室では、ご祝儀袋などで目にする「水引」を使ったアクセサリーを発見!クリエイターの石井麻子さんは「くらて水引」のワークショップを開催しています。ボビーも石井さんに教わりながら「水引アクセサリー」作りに挑戦しました。3本の水引の並びが崩れないように、丁寧に組み合わせていきます。初心者でしたが、およそ10分で水引のアクセサリーを作ることができましたよ♪
また「くらて水引」の隣にある写真スタジオ「イーシーラボ」でシャッターを切っていたのは石井さんの夫・健一郎さん。このスタジオのユニークなサービスが「遺影撮影」です。「明るく元気なうちに笑顔の写真を撮ってもらおうと思います」と健一郎さん。いつか訪れるお葬式に備え、お気に入りの服やアイテムと一緒に、納得の1枚を撮影してみてはいかがでしょうか?
他にも図書室だった場所がノスタルジックなカフェになっていたり、オーダーメイドで靴を作るアトリエがあったりと、幅広い世代が楽しめる施設になっている「くらて学園」。定期的にイベントも行われていますよ!
くらて学園
福岡県鞍手郡鞍手町新北993-1
0949-28-7890
※この記事は2022年の情報です(「アサデス。KBC」10月11日放送、リポーター:ボビー)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。