登山口の古民家を再生 街の魅力発信&人々集う場所に~ふるさとWish 新宮町~

レンガ塀が目印「こみんか みかん」

福岡県・新宮町、久山町、福岡市の3市町にまたがる立花山。その登山口の一つである新宮町立花口に、2021年10月、観光交流拠点「こみんか みかん」がオープンしました。「たちばなBASE367」というカフェも併設され、新宮町ならではの味を楽しむことができます。

122年前に建てられた古民家をリノベーション。玄関入ってすぐの9段にも重なる梁(はり)や立派なレンガ塀に目を奪われます。新宮町役場の小宮麻美さんは「立花山には、年間約3万人の登山客が訪れます。この地区は本当に人情味あふれる方々が多く、そういった地域の人たちと登山客が交流できる拠点、そして新宮町の魅力を情報発信できる場所として(こみんか みかんを)作りました」と話します。

新宮グルメでちょっと一息

あまおうスムージー(左)とみかんスムージー

立花口地区は江戸時代からミカン栽培が盛ん。その味の良さから、かつては「献上蜜柑」として皇室に献上されていたとのこと。そこから「ミカンにちなんだ(施設の)名前を」と地元の人たちが名付けたといいます。そのミカンやあまおうを使ったスムージー、新宮町相島産のひじきを混ぜ込んだコロッケなどをカフェでいただくことができます。「クラムチャウダー」は、相島産アコヤ貝の貝柱入り!

あこや貝の貝柱入りクラムチャウダー トッピングはみかん塩!

ちなみに、立花山の頂上までは「こみんか みかん」から小1時間ほどで登ることができ、小さな子どもでも楽しめます。登りきると、福岡市内から玄界灘まで一望できる抜群の景色が待っているそう。カフェを運営する新宮町おもてなし協会の池田鉄平さんは、「登山靴を履いたままでも利用できるように、縁側を開放しています。また、九州オルレ 福岡・新宮コースの途中にも入っているので、そちらを楽しみながら新宮町を丸ごと体験していただけたらと思っています」と、利用を呼び掛けます。

地元の人との交流やおいしいカフェメニューで、より一層、楽しい新宮旅になりそうですね♪

こみんか みかん/たちばなBASE367
福岡県糟屋郡新宮町立花口1324
092-981-3470(新宮町観光案内所)

※この情報は、KBCラジオ「アサデス。ラジオ」(1月10日/14日放送、リポーター:上田恵子/ボビー)と朝の報道情報番組「アサデス。KBC」(1月14日放送、リポーター:岡部来亜【アイタガール】/三澤澄也)でお届けしました。

※この記事は2022年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。



こみんか みかん/たちばなBASE367

住所:福岡県糟屋郡新宮町立花口1324

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