若手が活躍する伝統工芸・八女提灯 ポップでかわいい「ココラン」人気~ふるさとWish八女市~
福岡県八女市の「八女提灯(ちょうちん)」は、約200年の伝統を誇る工芸品。同市は和紙の産地であり、竹林も多かったことから、ちょうちん作りが盛んになったと考えられています。
八女提灯を手掛ける「シラキ工芸」では、若手の職人たちが活躍しています。女性が多く、平均年齢は28歳!11年目のちょうちん職人・大塚健二さんは「昔ながらの伝統技術を生かしつつ、若い職人のアイデアも取り入れて個性的な商品が生み出せるところが、弊社の魅力の一つです」と話します。
そんなフレッシュな感性から2020年に生まれたのが「cocolan(ココラン)」(トップ画像)。かわいらしい商品名は、「“ここ”に“ラン”タン」という意味。ベッドサイドにも置ける小ぶりなサイズで、有田焼創作絵師・華仙さんとコラボレーションしたポップな作品など、個性的な形と絵柄が目を引きます。「若い職人が手掛けたちょうちんを、世界にもっと発信していけたら」とちょうちん絵師の増永葵さん。
「cocolan」は、四季折々の風景をテーマにした「四季シリーズ」、だるまがモチーフの「豆cocolan」などさまざまな形や絵柄が揃っています。詳しくは同社ホームページやインスタグラムをチェックしてみてくださいね。
※シラキ工芸の直売所「ちょうちん堂 ココランショップ」が2022年6月オープン。「ココラン」を中心に販売しています。
シラキ工芸
福岡県八女市緒玉198-1
0943-24-3054
ちょうちん堂 ココランショップ
福岡県八女市本町179-1
0943-24-3054
※この記事は2021年の情報です(「アサデス。7」9月27日放送、リポーター:篠﨑麻由子【アイタガール】)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。
※2023.2追記あり。