イオン跡地ににぎわいを取り戻せ!「つばきまちづくりプロジェクト」始動~ふるさとWish上峰町~
佐賀県・上峰町のイオン上峰店は2019年に閉店。以前は、町の憩いの場としてたくさんの人でにぎわった場所ですが、今は老朽化した建物だけが残され、寂しくなってしまいました。
そこで上峰町は、イオン跡地を含む中心地の再開発事業を計画。町と共同で取り組む民間事業パートナーと合同会社「つばきまちづくりプロジェクト」を設立しました。町木である「ツバキ」から名付けた同社は、これから再開発事業を町民に広く理解してもらい、まちづくりを盛り上げる活動を実施する予定です。「将来的には、健康増進施設や子育て支援施設といった事業開発計画を行っていきます!」と同社の中山秀之さん。
早速今週から、再開発事業の先駆けとなるイベント「つばきに願いを」がスタート。ツバキの花の形を模した絵馬に思いを託し、上峰店跡地にある枯れ木に飾るというもの。すでに300ほどの“花”が咲いていますが、これは主に上峰小学校の6年生が書いたものだそう。
「コロナ禍でイベントや行事が縮小、中止になったので、少しでも卒業の記念になればと思って書いてもらいました」と同社の藤吉恵美さん。「みんなが笑顔で平和な町になってほしいです」「サッカーできる場所を増やしてほしいです」といった願いが届いていました。藤吉さんは、「一つでもみんなの願いが叶うように頑張ります!」と意気込みます。
夢と希望が膨らむ再開発事業は、数年後に結実予定。魅力あふれる街が誕生しそうです。
※この記事は2021年の情報です(「アサデス。九州・山口」2月10日放送、リポーター:岡部来亜【アイタガール】)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。