朝倉産「三奈木砂糖」 昔ながらの薪焚き製法で独特の上品な甘さに~ふるさとWish朝倉市~
福岡県朝倉市の「阿さひ飴本舗 菓蔵家」は、四季折々の素材を使う老舗和菓子屋。
復活を遂げた伝統の味
人気は「三奈木砂糖」。農薬や化学肥料を使わずに育てられた朝倉産のサトウキビから生成された黒砂糖です。
江戸時代から作られていましたが、輸入砂糖などが安い価格で流通するようになったため、1974年に一時生産が途絶えてしまったそう。同店4代目当主である現会長が地元の人たちと力を合わせ、復活を遂げたといいます。
しかし、2017年には九州北部豪雨でサトウキビ畑が被害に。それでも何とか伝統を守ろうと新しい畑での栽培に挑戦し、砂糖作りを続けることができているといいます。KBCでは水害後、農家の方や砂糖の生成過程に密着。再復活の様子を「朝倉 三奈木砂糖~伝統を守る人たち~」と題してドキュメンタリー番組にしています(Youtubeで視聴可能)。※画像は同番組から抜粋
今でも、薪で煮詰める製法で生産。上品な甘みと少しの酸味が特徴で、料理に使うのはもちろん、コーヒーにもぴったり。菓蔵家には、この三奈木砂糖を使った商品がたくさん並んでいます。岡部来亜リポーター(アイタガール)がはまっているという「かりんと三奈木」は、カリッとした食感が特徴のまんじゅう。オンラインショップでも購入することができるので、「阿さひ飴本舗 菓蔵家」で検索してみてくださいね♪
阿さひ飴本舗 菓蔵家
福岡県朝倉市堤728
0946-22-3945
※この記事は2021年の情報です(「アサデス。九州・山口」1月6日放送、リポーター:岡部来亜【アイタガール 】)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。