泊まってみたい!うきは市で古民家ツアー 宿泊施設へリノベーションも~ふるさとWishうきは市~
9月9日、福岡県うきは市で古民家見学ツアーが行われた。同市吉井町の「白壁の町並み」が舞台。築100年を超える白壁の町屋や土蔵が連なり、カフェや雑貨店、スイーツショップなどを散策できるスポットとして人気だ。
今回のツアーは午前、午後の2回開催。「碓井家」「筑後吉井 町屋宿 以久波」「居蔵の館」「Farolito(ファロリート)などを見学。参加者は、昔ながらの土間や欄間、吹き抜けなどの凝った造りに、感嘆の声をあげた。
この見学ツアーは、うきは市の古民家再生事業を支援している西日本シティ銀行吉井支店が主催した。
碓井家は1918年に建設。入母屋造り妻入りで、白壁ではなく灰色がかった「ねずみ漆喰」が特徴的な古民家だ。元は菜種油の商家が住んでいたという。
長く建物内に入ることはできなかったが、うきは市が取り組むまちなみ再生事業の一環で現在リノベーション中。古民家ならではの風合いを生かしつつも、間接照明などでモダンな雰囲気をプラスした。来年春には、1日3組限定の宿泊施設へと生まれ変わる予定だという。
吉井支店の水町支店長は「魅力あるこの町にまた訪れてほしい。古民家だけではなく、うきは市のフルーツやスイーツをしっかり経験していただいて、街が発展していければ」と話す。
※この記事は2020年の情報です。