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「こちら南極です!」生徒は大興奮!南極ー柳川市 1万5000キロのオンライン授業 ~ふるさとWish柳川市~

9月8日、福岡県柳川市の大和中学校で「南極教室」が行われた。同教室は、南極を通じて地球や宇宙に関心を持ってもらおうという取り組み。日本国内の学校と南極の昭和基地を衛星回線で結び、オンラインで児童や生徒と南極隊員が交流するもの。2004年から、隊員とゆかりのある学校で開催されている。
今回授業を行ったのは、大和中学校の卒業生で第61次南極地域観測隊員の堤大陸(だいち)さん(26)。現在は名古屋大学大学院を休学し、越冬隊に参加。母校の3年生、約110人に向けて、南極での生活や実験の様子などを紹介した。

極寒の南極。作りたてのカップ麺もカチカチに凍るほどの寒さに、生徒は驚きの声。続けてオーロラの画像を見たり、約1万年前の氷を実際に触ったりして、普段の生活とはかけ離れた世界を学習した。
代表の生徒が「命の危険を感じたことはありますか?」と質問すると、堤さんは「視界が真っ白になるホワイトアウトを経験した時は、命の危険を感じました」とリアルな体験談を披露。生徒たちは、自分たちが暮らす柳川市から1万5000キロ離れた南極で活躍する先輩の声に大興奮だった。
※この記事は2020年の情報です。