美味しい香りに誘われて・・・なぜか続々と人が集まる謎の民家　～ふるさとWish久山町～

福岡市の隣に位置する久山町は、大都市からすぐの立地にも関わらず、豊かな自然に囲まれてのびのびと子育てができる、のんびりとセカンドライフと満喫できると人気のエリア。また近年では、50年以上に渡って40歳以上の町民全員に人間ドックレベルの健康診断を実施。町ぐるみで健康づくりを行っている、「健康のまち」としても知られています。

そんな久山町に「なぜか続々と人が集まっているナゾの民家がある」との情報が…。早速、リポーターのボビーが現地調査を開始！たどり着いた一軒家は一体、どんなところだったのか―？！

米国人ボビーもびっくり！人が集まる民家のヒミツとは？

ボビーが訪れたのは、久山町久原地区のごくフツーの住宅街。ぶらぶらと歩きながら見つけたのは、「花の家」と表札サイズの看板を付けた一軒家。「見た目は普通の住宅よ」とボビーがいうように、「花の家」というものの、花の姿があるわけもなく、外観は何の変哲もない住宅です。しかし、しばらく観察していると、続々と人が入っていきます。「一体、どういうこと？」

早速、店内に潜入！とばかりに、玄関を入ると、「飲食店ができとうやん！しかも、バイキングやん！人が多か～」と思わず、博多弁を連発するボビー。そう、民家の中には、人、人、人！そして、まるでホテルのバイキング会場のように、たくさんの料理が！「花とは全然カンケ―ないやん」とボビーがいうように、並んだ料理は、きんぴらや魚の南蛮漬けなど、野菜や魚を中心としたヘルシーな家庭料理です。

「花の家」とは、地元の主婦が手作りした料理、約30種類以上が味わえる飲食店だったのです。料理長の仲野初代さんは、「美味しい料理を食べてもらうために、おばちゃんが集まったんですよ。いろんな人との出会いもあって、ボケ防止にもなります」と笑います。実は「花の家」、犬や猫の里親探しのためにと、仲野さんの知人が所有する空き家を利用し、子育てを終えた主婦たちが集まってオープンさせたのがはじまり。今でも、売り上げの一部を動物保護団体へ寄付しているそうですよ。

ボビーが仲野さんに話を聞いている最中、揚げたてのエビフライが完成。「一口、食べてみて」といわれ、カメラに隠れてパクリ！「サクサクしておいし～」。料理はすべて、一つ一つ手作りされた上品な味でヘルシーなものばかりが揃っている「花の家」。金・土曜のみの営業とあって、すぐに満席になるため、訪れる際は予約がおすすめです。
「まさに、アットホームなお店！」とボビーがいうように、「花の家」は、地元の人々の優しさに満ちた温かみあふれる場所。
ぜひ一度、健康の街・久山の健康的な家庭料理をお腹いっぱい味わえるイチオシスポットへ、行ってみてくださいね。

花の家
福岡県糟屋郡久山町久原3540-4
080-8386-1837

※この情報は、朝の報道情報番組「アサデス。KBC」（4月9日放送、リポーター：ボビー）でお届けしました。

※この記事は2019年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。