シュガーロードで発見!中身たっぷりのやぶれ饅頭&シュークリーム~ふるさとWish佐賀県~
リポーターのカイラ君が佐賀市をゆるりとお散歩しました♪
江戸時代、鍋島藩の城下町として栄えた佐賀市中心部。街のいたるところに重要文化財があり、今も当時の趣を残しています。カイラ君の前に現れたのは“長崎街道”。別名シュガーロードとも呼ばれる街道は、長崎県の出島と福岡県北九州市の小倉を結ぶ主要な街道で、2020年6月には日本遺産にも登録されました。
カイラ君が街道沿いの石柱に刻まれた“長崎街道の道標”を見ていた時、「(カメラに文字が映りやすいように)水をかけましょうか?」と出てきてくれたお父さん。実は、何百年も前から旅人の疲れを癒してきた和菓子屋「ひぜんえびす屋」の9代目・中溝一雄さん!名物だという「やぶれ饅頭」は、ほとんどあんこが丸見えになるほどの薄皮がポイントです。「皮がうすーーーいのに、弾力があって絶妙!」とカイラ君が言うと、中溝さん「がん(そんなこと)言ってもらったと、初めて」と感激してくれました。
独学のカスタードが評判
さて。佐賀駅前をぶらり歩くカイラ君は、ふと喫茶店が多いことに気づきます。何と20軒以上も並んでいるのだとか。そこで、コーヒーに合いそうな甘いものを探してみることにしました。訪れたのは、地元でも評判のスイーツ店「マウンテン枳小路(げすこうじ)」。
塚原歌代子さんと清昭さんご夫妻が切り盛りする洋菓子店。1個75円(!)のシュークリームが看板商品です。「県外へ進学した学生が、帰省のたびに食べに訪れるといいます。多い日には500個が売れるというおいしさの秘密は卵だそう。「川副町の養鶏場から、毎日採れたての卵を持ってきてくれるんですよ。黄身の味がすごく強い」。この卵は、ニワトリのエサに有明海の海苔を配合しているのでミネラル豊富なんだそう。
たっぷりの卵を砂糖や牛乳と一緒に炊くこと30分。歌代子さんがつきっきりで作り上げたのは、プリップリのカスタード!驚くことに、歌代子さんはこの作り方を独学で確立させたそう。そして35年間、一度も味を変えていないと言います。
試食した高﨑アナ「食べ応えがある、優しい甘さのクリーム~♪」と、表情も優しくなっていました。シュークリームの他、マドレーヌとシューアイスも人気ですよ。
ひぜんえびす屋
佐賀県佐賀市呉服元町8-5
マウンテン枳小路
佐賀県佐賀市水ケ江2-9-22
※この記事は2020年の情報です(「シリタカ!」7月16日放送、リポーター:カイラ)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。