食べたことのないチーズばかり！　世界が認めた“ブラウンチーズ”とは～ふるさとWIsh佐賀県～

KBCラジオ「アサデス。ラジオ」とKBC「サワダデース」（7月15日放送）のアイタカー中継は、佐賀県嬉野市の手作りチーズ工房「ナカシマファーム」からお届けしました！こちらには、世界に認められた食べ物があるというのですが―。

イタリアのコンクールで3位を受賞

アイタガール・國﨑成美リポーターが「イケメン！」と紹介してくれたのは、3代目でオーナーの中島大貴（ひろたか）さん。

中島さんおススメのチーズは「出来立てモッツァレラ」ですが・・・、店頭に商品がありません。「まさに今、作っているところなんです」。毎週水曜と土曜だけ販売（中継日は水曜）。時間も午後2時～4時までで、売り切れ次第終了。いつも行列ができる人気商品なのだそうです。試食した小林徹夫アナは「瑞々しいなぁ！」とびっくりした様子。なぜ、一般的なチーズとは違う味わいになるのでしょうか。「通常、牛乳は鮮度を保つために（搾乳後は）5度以下に冷やすんですが、うちは牧場と工房がすぐ近くなので、まだ温かいミルクをそのままチーズに使うことができます。そのため、この味が表現できるんです」

そして、もう一つは「ブラウンチーズ」（1390円）。見た目はキャラメルにそっくりですが。。テレビ・ラジオでは「うん、キャラメルみたい！」「何にも言わずに食べたらチーズって分からないかもしれない！」「何だこれ！」と、試食した出演者たちが口々に驚きの声を上げます。「砂糖は使っておらず、牛乳とホエイのみの甘さです。6時間煮詰めることで、そのように複雑な甘さになります」と中島さん。実はこのブラウンチーズ、中島さんが日本で初めて製品化に成功したもの。さらに、イタリアで行われたチーズコンクール「World Cheese Awards 2018」で、世界42か国約4000点の応募の中から銅賞に選ばれたのです。

家族みんなで楽しんでほしい

「ナカシマファームでは、『glass to cheese　牧草からチーズ』という理念を掲げています。これは品質の高い牧草を作って牛を育て、おいしいチーズを作るということです」と中島さん。どうして、こんなにこだわったチーズを作るのですか？「私たちが子どもの頃、母や祖母に牛乳を使った料理やおやつをよく作ってもらった。その経験が自分たちの中にあるので、家族みんなでチーズや乳製品を楽しんでもらいたいんです」。

販売店も工房の隣にありますが、お取り寄せもできます。チーズは8種以上を用意。モッツアレラチーズは即日発送しています。どれを頼んでも“食べたことのないチーズ”を楽しめますよ♪

ナカシマファーム
佐賀県嬉野市塩田町大字真崎１４８８

※この記事は2020年の情報です。内容は変更している可能性がございます。事前にご確認くださいませ。