炭鉱夫が愛した「たろめん」って? 10年前に復活 再び街のソウルフードに~ふるさとWish佐賀県~
KBC九州朝日放送が取り組む「ふるさとWish」は、1週間かけて1つの自治体をテレビ・ラジオで特集する地域創生プロジェクトです。先週は佐賀県をクローズアップしました!
7月14日放送「サワダデース」のアイタカー中継で、アイタガール・國﨑成美リポーターがお邪魔したのは、JR大町駅に隣接する「おおまち情報プラザ」内の食事処「福母(ふくも)食堂」。
こちらで食べられるのが、大町町のソウルフード「大町たろめん」です。同町は1950年代に杵島炭鉱のお膝元として栄え、スタミナ満点の「たろめん」は炭鉱夫たちに愛されたメニューだったそう。しょうがが効いた牛骨と鶏ガラのダブルスープが特徴で、うどん麺に豚肉やキャベツなど具がたっぷり乗っています。
「たろめん」の名前の由来は?「うどん好きのたろうさんという人がいて、その名前から付けたという説があります」と同店店長の藤瀬健一郎さん。当時の味を受け継いだ店が閉店し、たろめんは一度絶滅しましたが、復活を望む多くの声に有志が奮起。2010年に復活したといいます。「私たちがたろめんを復活させて10年になります。ぜひ食べに来てください!」と藤瀬さんは呼び掛けます。
大町でしか食べられない昭和の味。ウスターソースやお酢でカスタマイズするのもおススメです♪
福母食堂
佐賀県杵島郡大町町福母297-4
0952-82-2500
※この記事は2020年の情報です。内容は変更している可能性がございます。事前にご確認くださいませ。