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若い力が支える伝統酒造に潜入 HKT48田島芽瑠さん日本酒デビュー!~ふるさとWish大川市~

福岡県大川市の若波酒造は1922(大正11)年創業。大川市唯一の酒蔵です8代目杜氏の今村友香さんは、まさか自分が酒蔵に入るとは思っていなかったそう。「父の体調不良をきっかけに(大川市に)帰ってきたんですが、そのとき初めて酒造りの風景を見て魅了されました」。それから九州初となる日本酒の女性杜氏となった今村さん。現在は弟で社長の今村嘉一郎さんと、杜氏に迎えた専門学校時代の同期一人、そして信頼のおけるスタッフ10人。総勢13人の“チーム若波”で酒造りに励んでいます。
日本酒3種を飲み比べ!

中継でお邪魔したのは、立派な梁が印象的な建物。こちら、創業当時の古い蔵を改装した利き酒処だそう。
「若波 純米吟醸」は蔵元を代表する日本酒。「味の押し波 余韻の引き波」をキャッチフレーズに、穏やかな波に浮かんでいるような味わいを作り出しています。20歳になったばかりの田島芽瑠ちゃん、この「若波」で日本酒デビューです!
”どんな味なんだろう?”と興味津々に、記念すべき人生初の日本酒を口に含んだ芽瑠ちゃん。「バナナのような香りがします。。。最初ガツンときますが、味わいはすっきりとしていて飲みやすいです!」と、その”押し波引き波”にびっくりした様子。初めてでも挑戦しやすいお酒のようですね。

次は夏にぴったりだという「若波 TYPE-FY2」。「ふくおか夢酵母」という酵母を使っており、「さわやかな清涼感のある感じですね!」と芽瑠ちゃん。味の違いがはっきり分かるレポートです。

さらに、日本酒ベースのリキュール「Qdamon(くだもん)」から、かわいいイチゴ色の「あまおう」はいかが?「ジュースみたい!めちゃくちゃ飲みやすいです」。芽瑠ちゃんはこの後、自分用にリキュールを購入したそうですよ。もしかすると、この中継で日本酒のおいしさに目覚めたかもしれませんね♪
パッケージにも喜ばれる工夫を

現社長が元デザイン会社勤務ということもあり、パッケージやラベルにも斬新なアイデアを盛り込んでいるそう。「これを開けてみてください」と今村さんが芽瑠ちゃんに勧めたのは、大川市の伝統工芸である大川組子が施された箱。オープンすると中にはお酒が1本。そして蓋の組子細工は、取り外すとコースターと箸置きになるんです。「これは、いただいたら嬉しいですね!」と感激する芽瑠ちゃん。他に飲み頃の10度前後になるとラベルの文字の色が変わるものなど、お酒をさらにおいしく味わえる、楽しくて実用的な仕掛けがいろいろとほどこされています。
現在利き酒処は休業していますが、同店の商品は、インターネットや、全国40軒の特約店で取り扱い中。福岡市内では博多区「とどろき酒店」、「住吉酒販」、薬院「こば酒店」で購入できます。
若波酒造
福岡県大川市大字鐘ケ江752
0944-88-1225
※この記事は2020年の情報です(情報番組「アサデス。KBC」6月26日放送、リポーター:田島芽瑠【HKT48】、三澤澄也)。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。