疲れているなと感じたら 心も体もほぐれる森林セラピーへ~ふるさとWish篠栗町~
KBC朝の人気番組「アサデス。KBC」(6月16日放送)のふるさとWishコーナーで、リポーターのボビーが向かったのは、福岡市の中心部から車でおよそ20分の福岡県・篠栗町。弘法大師ゆかりの「篠栗四国霊場」としても知られる、お遍路の郷です
絶景で有名な米の山展望台に行くと、篠栗町地域おこし協力隊の溝口聖子さんが待っていました。溝口さんは篠栗町の魅力を知り尽くした、まちのスペシャリストです。「今日は、森林セラピーを体験していただこうと思っています!」。町の70%以上を森林が占める同町ではその特色を生かし、四季折々の風景と森の息吹を全身で感じられる森林セラピーを楽しむことができるんです。
森の魅力に包まれて
この日挑戦したのは、6つあるコースの中で一番人気の「落陽コース」。初心者向けの約2キロの道のりです。
「入ったそばから何かが違う!」ボビーが気づいたのは、杉やヒノキの間伐材を使ったウッドチップロード。コース上にずっと敷き詰められていて、歩くたびに伝わる柔らかな感触と、木の優しい香りがリラックス効果を高めてくれます。「五感を使って癒しを積極的に感じていきましょう!」と溝口さん。木々の葉擦れ、ウグイスの鳴き声、きらめく木漏れ日。360度、美しい世界が広がっています。
「次は、この山の“主”に会いに行きます」。
溝口さんはそう言うと、また雰囲気の違う森の奥に案内します。しばらく進むと、想像以上に大きな一本杉が現れました。樹齢およそ1千年ともいわれる「大和の大杉」です。1つの根元から5本の幹が分かれる姿は、雄大で厳かささえ感じます。マスクを外し、一人で大杉の前に立ったボビーは、しばらくその場から離れられませんでした。
涼を求めて
森の空気にすっかり癒されたボビー。次に向かったのは「馬頭観世音菩薩」の奥。迫力ある「五塔の滝」が姿を現しました。このあたりは「篠栗耶馬渓」とも呼ばれる、暑い時期には特に訪れたい景勝地。「パワーがもらえます!」とマイナスイオンをたっぷり浴びた後は、インスタ映えのスポットだという、若杉山のふもとにある山王寺を訪れました。
何やら境内から涼し気な音が聞こえてきます。
目の前に広がっていたのは、およそ2000個もの風鈴。実はこれ、絵馬のように奉納することができるんです。早速ボビーも願い事を書いてぶら下げます。「心も世の中もおちつきますように」
風鈴は9月まで展示予定。心の窮屈さから解放される篠栗町へ、癒されに行ってみませんか?
森林セラピー基地 篠栗
http://www.sasaguri-therapy.jp/
※この記事は2020年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。