80余年続く老舗蒲鉾店の名物はカステラ！？　～ふるさとWish中間市～

KBCのテレビとラジオで1週間特集する地域共創プロジェクト〝ふるさとWish〟の2周目が6月1日からスタート！記念すべき1週目を飾るのは福岡県北部、遠賀川がもたらす肥沃な大地に恵まれた遠賀町＆中間市です。

地元の学校給食でも人気！

夕方情報番組「シリタカ！」のコーナー「シリタカミツケタ！」は、ガイドブックにも載っていない地域の魅力を見つけにいく、ふるさとWish関連企画。6月1日は、リポーターのカイラ君が中間市の「丸石蒲鉾店」から生中継でお届けしました！

同店は創業1937年。83年続く老舗です。

シュンシュンと湯気が立つ蒸し機から出てきたのは、出来立てつやつやのイカ天！こちらのかまぼこは地元の学校給食にも出されているそう。「3月から3か月間、給食が中止になり大変な思いをしました。しかし明日（6月2日）から再開しますので、前向きに一生懸命やっていきたいと思っています！」と店主の石田伸稔さん。

丸石蒲鉾店を語るうえで外せないのが“カステラ”！といっても、あの長﨑名物のお菓子ではありません。「厚焼きカステラ」と名付けられたこの商品、魚のすり身に砂糖と卵を加えて蒸し上げ、最後に焼き目を付けて仕上げる「蒲鉾」なんです。

伊達巻のようにほんのり甘く、お酒のあてにもなるそう。代々受け継がれている厚焼きカステラの表面には、世界遺産に認定された、中間市の「遠賀川水源地ポンプ室」がモチーフの絵と“なかま”の文字が焼き印でほどこされています。「地元の方あっての丸石蒲鉾。これからも中間市のみなさんと一緒に頑張っていけたら」。石田さんは、そう力強く話してくれました！


丸石蒲鉾店
電話　093-245-0137

※この記事は2020年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。