コロナに負けない！チューリップの花びら3万5千枚で描く”和”のメッセージ～ふるさとWish直方市～　※2023「のおがたチューリップフェア」通常開催決定！

直方市商工観光課・福本裕子さんが、新型コロナウイルスに負けず“こんなときこそ”取り組んでいる試みを紹介してくれました！福本さんは、地元の情報をKBCのテレビ・ラジオで発信する、ふるさとWish KBC地域リポーター。福岡県内60市町村のキーパーソンです。

3万5千枚の花びらに願いを込めて

直方市の春を彩る「のおがたチューリップフェア」。毎年3月下旬から4月上旬にかけて行われる同イベントですが、2020年は中止になってしまいました。それでも、美しく花開いた24品種約15万球のチューリップ。この花を無駄にしないためにも。。。と、市職員や観光物産振興協会のスタッフ約10人で、見ごろを終えたチューリップの花びらおよそ3万5千枚を集め、「和」という文字を花びらアートで作り上げました。（※花びらアートは終了しています。）

「市民のみなさんに感謝の思いを伝えたいと思って作りました。“和”という字には『令和』『和やか』『平和』、そして『人の和』などいろんな思いを込めています。“口”の部分をハート型にしたのがポイントです」と福本さん。

直方市では、毎年秋になると地元の園児や学生、企業など1000人を超える市民が、チューリップの球根を終えるボランティアに参加します。20年以上続くチューリップフェアは、市民の力に支えられてきました。「早く平和な日々を取り戻して、できれば来年はチューリップを一緒に楽しみたいです！」

たくさんの人々でにぎわうチューリップの花畑を、来年はぜひ取り戻したいですね。

※この記事は2020年の情報です（「こんなときこそイイタカ！」4月23日放送、「パオーン」同）。
※2023年3月25日（土）～4月2日（日）まで「のおがたチューリップフェア 2023～ココロと花、ミチル春。～」が開催されます。4年振りの通常開催です。直方リバーサイドパークに約20万本のチューリップが咲き誇り、期間中の土・日曜はコンサートや出店が予定されています。（2023年3月追記）