美肌の予感 春、香る町で採れるハチミツでお肌磨き!!~ふるさとWish 香春町~
福岡県、筑豊地域の北東端部にある香春町。五木寛之の小説「青春の門」に登場し有名になった香春岳をはじめ、町西部にある牛斬山や町北部の龍ヶ鼻など、まちのほとんどを山に囲まれています。
そんな香春町で「今が旬の美味しくて貴重なものがある」との情報を聞きつけた九州朝日放送の夕方情報番組「シリタカ!」。ガイドブックにも載っていない地域の魅力をアツく伝える新コーナー「ふるさとWish シリタカ ミツケタ」が2019年3月25日に放送した、創業48年のハチミツ屋さんをご紹介します。
おいしさのヒミツは香春町で穫れるお米?!
冒頭、つばのある帽子をかぶり、細かい網目の布で顔を覆った不思議な姿のカイラくんに、「今日は一体、どこにいるの?!」とスタジオがざわざわ…。「今日は香春町に来ているんですが…」というカイラくんの足元には、いくつもの巣箱。実は香春町、至るところにミツバチの巣箱が見られるそうで、しかもハチミツのおいしさはお米にある!とのこと。一体、どういうこと?!
カイラくんが訪れたのは、創業48年の「森友養蜂場」。香春町で採れる天然100%の純正ハチミツの販売も行っています。甘い香りで満ちた店内には、たくさんの種類のハチミツが並んでいます。中には、珍しい「白い結晶はちみつ(純粋百花蜜)」や「ハイパワーZ」という1万円する高価なものも。とくに目を引いたのは、「スズメバチ蜂蜜漬け」。その名の通り、ビンの中には、丸々1匹のスズメバチが鎮座!スズメバチから出るエキスが滋養強壮に良いのだとか。
一番人気は、レンゲのハチミツ「れんげ蜜」で、県内外問わず、遠方からも購入に訪れる人も多いそう。口の中でふわりと香る風味、まろやかな甘さが特長です。クセのない、上品な味わいから、「ハチミツの女王様」と呼ばれているそうです。
そんなレンゲのハチミツのおいしさのヒミツが、香春町が町をあげて生産しているお米、「香春れんげ米」。田んぼ一面にレンゲを育て、田植え前に田んぼを耕す際に、そのままレンゲも一緒に混ぜ合わせて有機肥料にする栽培法で収穫されます。ツヤツヤした光沢と、控えめな甘さと粘り、柔らかい食感が特徴で、「味よし・つやよし・香りよし」の三拍子揃ったおいしいお米です。
純度の高いハチミツは食べるだけじゃなく、お肌にもイケる?!
このれんげ米の生産のおかげで、香春町は春先、鮮やかなレンゲの絨毯が町の至る所に見られます。そんなレンゲの蜜をたっぷり持ち帰ったミツバチから採取するからこそ、純度の高いハチミツが採れるのです。ハチミツの旬をあまり意識したことがないかもしれませんが、花々が咲き誇る4月~5月、ちょうど今の時期が濃厚でおいしい頃合いなのです。
そんなハチミツを紹介してくれた養蜂場の森友芳子さんの横で、「皆さん、お気づきですか?芳子さんの肌、すっごくキレイじゃないですか!」とカイラくん。確かに、御年70歳とは思えない、美肌の持ち主!実はこのお肌の秘密もハチミツ!「え?!そのまま!?」とスタジオが驚愕するお手入れ法は、市販の美容クリームなどにハチミツを少し混ぜて、そのままお肌へ塗り込むだけ。実際に顔にヌリヌリしてもらったカイラくんですが、「全然、ベトベトしてないんですよ!」と満面の笑み。さらりとしたハチミツだからこそできる、美肌法です。
香春町でミツケタのは、自然豊かなこの町だからこそのおいしいハチミツ。深緑萌える山、写真映えする花々、おいしい特産が楽しめる香春町、春の行楽にもおすすめです。
※この記事は2019年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。