コーヒー1杯1万円?!町の名物喫茶店で王様気分を堪能!~ふるさとWish桂川町~
福岡県の中央部に位置する桂川町。博多など都心部へのアクセスが良好ながら、豊かな自然にも恵まれたこのエリアは、日本三大装飾古墳でもある王塚古墳や、黒田官兵衛にゆかりがある麟翁寺など、歴史的スポットも多く存在しています。
2020年1月13日(月)に放送された、KBC「シリタカ」の人気コーナー「ミツケタ!」では、同町で、北海道からもコーヒーマニアが訪れるという人気喫茶店を紹介しました。
VIPルームで飲む特別な一杯
カイラくんが訪れたのは、桂川町土居の県道沿いにある「喫茶リオ」。店内には、マスターが世界中から集めた1300セット以上の高級コーヒーカップが並んでいます。
「特別なコーヒーがあるそうですよ」とカイラくんが紹介するのは「リオ」の看板メニュー。さまざまなメディアでも取り上げられ、遠くは北海道、アメリカ、ロシア、中国など海外からもコーヒーマニアがやってくるほどの人気を誇っているのだといいます。「でも、それをいただくのは“特別な部屋”なんですよ」と、カイラくんが向かったのは、店内の奥。扉を開けるとそこには、壁一面に掛けられたアンティーク時計にマホガニー製の家具、美しい絵画や見事な装飾が施された美術品の数々!マスターが世界中から収集したこだわりの調度品が飾られたこの部屋こそ、特別なコーヒーを注文した人だけが入室できる「VIPルーム」なのです。
その「VIPルーム」にマスターの益川輝己さんが運んできてくれたのが、1杯1万円という高級メニュー、その名も「壱萬円珈琲」!金の模様が施された、見るからに高そうな気品あるカップ、添えられたスプーンも純金製。もちろん、注がれたコーヒーは世界最高級の豆で淹れたものという、“スペシャルな一杯”です。
「カップとソーサーは、19世紀に英国のビクトリア女王が愛用したものと同じモデルで、何と1セット500万円なんですよ!」とカイラくん。思わずカップを持つ手が震えてしまっています。スプーンも特注の純金製で20万円は下らないもの。「お、お、おいしいです…」とカイラくんが緊張の面持ちを隠せないのも納得するほど、何から何までこだわった至極のコーヒーなのです。
これぞ“High&Low”!ワンコインうどんが登場
結婚記念日や長寿祝いなど、特別な日に注文されるという「壱萬円珈琲」。しかし、「リオ」を有名にしたのは、このコーヒーだけではないそうで…。「実はこれをお目当てに来る常連客もいらっしゃるんですよ」とカイラくんが紹介したのは、なんと「ごぼ天うどん」!しかも価格は500円と格安です。早速、うどんをすするカイラくんも「ダシが利いてて、麺もモチモチ!すっごくおいしいですよ」と、顔をほころばせます。
「38年前に営んでいたうどん屋で提供していたもので、当時のお客さんからまた食べたいと言われて。常連さんのために復活させたんですよ」とマスターの益川さん。
「喫茶リオ」が多くの人に愛される一番の理由は、目玉メニューだけでなく、ダンディでおしゃべり好きな益川さんの“人柄”に違いありません。桂川町に行った際は、ぜひ「リオ」で特別なブレイクタイムを過ごしてみてください。きっと味わい深い時間を楽しめるはずですよ。
■喫茶リオ
福岡県嘉穂郡桂川町土居702
TEL:0948-65-3182
時間:11:00~18:00
定休日:月・木・金曜
※この記事は2020年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。