ふるさと納税返礼品で大人気!全国の釣り好きが注目する“究極のウキ“ ~ふるさとWish遠賀町~
KBCの情報番組「アサデス。」の人気コーナー「アサデス。旅行社」の2020年最初の放送は1月7日(火)。「アサデス。旅行社」の名ナレーター“こだマン”こと児玉 育則を生んだ福岡県遠賀町へ、レッツゴー!
国内トップシェアの工場が遠賀に!?
一級河川である「遠賀川」が流れ、その水の美しさから、九州では珍しく鮭が遡上することでも知られている遠賀町。川を中心にのどかな光景が広がる同町に「ふるさと納税で大人気の、日本一の工場」があると聞き、ボビーは遠賀町役場へ。窓口の女性に尋ねると「つりけんさん…ですかね?」とのこと。「行政経営課に聞くといい」とアドバイスをもらい、早速行ってみることに。
すると、行政経営課の馬渡 祐紀子さんに話を聞くことができました。「先ほど、(日本一の工場が)“つり”という言葉が出たんですが」と質問すると、「釣研(つりけん)という会社です。ふるさと納税で遠賀町に寄付していただいた額の約1割を占める大人気の返礼品があるんですよ」と馬渡さん。「どんな商品なんですか?」とさらに聞くと「それは、行っていただいて(からのお楽しみ)」ということで、遠賀町役場から車で10分のところにある「釣研」へ向かいました。
到着すると、釣研の石塚 隆幸さんと青木 祐一さんが出迎えてくれました。ボビーは、早速「ふるさと納税で大人気のものって、どんなものですか?」と質問。すると見せてくれたのは、釣りで使われる“ウキ”!釣りの大会でも多くのトップ選手たちに選ばれるほど、高精度なのだとか。「作ったら、すぐに無くなるほど人気となっております」と石塚さん。全国の釣り好きが注目する返礼品なのですね。
釣研では1日1500個ものウキが作られており、国内トップシェアを誇っているそう。今回は、そんなスゴイ工場を特別に見せてもらいました。
中に入ると、「工場」というので機械がたくさん並んでいるのかと思いきや、機械よりデスクや人が多い…?実は手作業が多いそうで、ウキの色付けも手作業だと知ったボビー「手で塗っているんですか!?」とびっくり。色付け作業を見学すると、ウキを機械に装着して回転させ、回転するウキに筆を当てて着色していました。「非常に細かい作業なので、熟練者しかできないんですよ」と青木さん。
他にも、ウキの素材に高級木材である桐を使用していたり、全国にいる250人もの釣り名人の意見を取り入れたりと、究極のウキを作ることに対する並々ならぬこだわりは、“凄い”の一言!「ウキの浮力の精度を一番高めたウキを、ふるさと納税の返礼品に採用していただいて。ウキを返礼品にしている自治体は、多分他にはないと思う」と青木さんは話します。
そしてもう1つ、大人気のウキを作れるワケを突き止めるために、社員勢ぞろいで工場のすぐそばにある遠賀川の支流「西川」へ。そう、会社の目の前に川があるため、製品テストに最適な環境があるということも、釣研の高精度なウキの秘密だったのです。「(会社が遠賀川の下流にあるため)海に出るのも近いので、非常にいい場所」と会社の立地の良さも製品の良さにつながっていると青木さんは語ります。釣れにくい今の時季でもハゼやウナギ、クロダイなどは釣れるそうで、一年を通して釣りができる環境も製品づくりに役立っているのですね。
さて、西川に着いた一同。社員5名で川釣りを始めましたが、製品の素晴らしさを試してみたいとボビーも挑戦!しかし、当たりすらこない時間が続きます。3時間経ち、ようやく新入社員の二本木君が1匹目の「セイゴ」をゲット。幼稚園の頃から釣り好きで釣研に入社したという二本木君に、「やっぱり、ウキのおかげですか?」と尋ねると「そ…うですね」と笑いながら答えてくれました。そこに「忖度できる新入社員!」のテロップで、更なる笑いを誘います。結局その後も、二本木君がもう1匹釣ったのみ。この釣果を受け、「新入社員の性能は良かった」との青木さんの発言に、最後に皆で大爆笑でした!
釣研のウキの性能チェック!が、しかし…?
工場見学や釣りなど盛りだくさんの内容でしたが、最後に青木さんが「せっかく遠賀町に工場があるので、ウキ釣り文化を広められたらいいかな」と今後の展望についても語ってくれました。ウキへの注目を通して、釣りももっと親しまれるようになるといいですね。
釣研のウキ、気になる方はシェア日本一なので、もしかしたら近くの釣具店においてあるかも…?そしてなんと!ふるさと納税で終了していた「エイジアマスターピースプレミアムセット」も受付再開されているので要チェックです!
■株式会社 釣研
住所:福岡県遠賀郡遠賀町若松203
TEL:093-291-2233(代表)
※この記事は2020年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。