新感覚!!トマトはアイスでもジャムでもイケる!~ふるさとWish 中間市~
福岡県の北部に位置する中間市は、遠賀川の西部に広がる遠賀平野を中心とした、ほぼ平坦な水田農業地帯で米を中心に、野菜や果樹栽培がさかんです。
そんな中間市で人気の直売所があるという情報を聞きつけた九州朝日放送の夕方情報番組「シリタカ!」。ガイドブックにも載っていない地域の魅力をアツく伝える新コーナー「ふるさとWish シリタカ ミツケタ」が2019年3月18日に放送した、市内唯一のトマト農家の新感覚スイーツをご紹介します。
市内唯一の〇〇農家が開発した緑のジャム…?!
カイラくんが訪れたのはのどかな田園地帯。手には緑色のジャムが入った小さなビンを持っています。この緑のジャム、実は中間市で採れたトマトで作られたものだそう。
今回、カイラくんがお邪魔したのは、このジャムを開発した中間市内で唯一のトマト農家、日高和敏さん、真奈美さんご夫婦が営む「とまと屋」。可愛らしいのれんが目印の小さなお店です。
「見てください!このトマト!」とカイラくんが驚くような大きなトマトが箱にゴロゴロと入って陳列されています。この規格外トマトの販売は、なんと1箱4キロ入りで1100円と破格!市場の3~4割の値段です。冒頭に登場したとまとジャムもこうした規格外トマトを使用した加工品。赤と緑の2種類あり、完熟した赤いトマトで作ったジャムはまるでいちごのような甘さ、緑のトマトは甘さ控えめでさっぱりした味わいです。
脱サラして転身!故郷でトマトの新しい可能性を追求中
中間市唯一のトマト栽培ということで、「トマトが大好きなんですか?」というカイラくんに、「いや、そこまで好きじゃない…」と笑う日高さん。しかし実は、会社員をやめて農家へと転身したという日高さん。脱サラして学校に通い農業を勉強したのち、故郷の中間市に戻ってきて、父親の田んぼだった場所でトマト栽培を始めたそう。どうしてトマトだったのかというと、「ライバルが少ないから」。しかし、「ライバルがいない」というのは、つまり、「栽培について教えてくれる人もいない」ということ。当然、試行錯誤、失敗の連続だったに違いありません。そんな日高さん夫妻が「もっといろんな人に中間産のトマトを知ってほしい、楽しんでほしい」と奮起して開発したのが、「とまと屋」で販売するトマトの加工品なのです。
「とまと屋」を訪れたら、ぜひとも食べてほしいのが、「とまとアイスクリーム」。濃厚ミルクをベースに、冷凍のカットトマトをミックスした新感覚アイスクリームです。「ミルクとトマトのハーモニーが絶妙ですね!しかも、この凍ったトマトの食感が楽しい!」とカイラくんも絶賛。ミルクの甘さの中にトマトの香りが広がる爽やかな食感がクセになる美味しさです。
トマトの魅力を知り尽くした農家直売所でミツケタ、新感覚スイーツ。新しい中間市の名物になりそうな予感大!ですよ。
※この記事は2019年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。