牛110頭がお出迎え？！牧場の新鮮ミルクで作る絶品グルメ～ふるさとWish筑紫野市～

2019.11.27

「博多の奥座敷」とも称される二日市温泉をはじめ、数百年の歴史を持つ窯元など、筑紫野市には魅力的なスポットが点在しています。そしてその周辺には、地元のおいしいグルメを提供しているお店もたくさん！

2019年11月22日（金）にKBCで放送された情報番組「アサデス。KBC」のアイタカー中継では、そんな筑紫野グルメの中でも「新鮮ミルクを使った絶品グルメ」が自慢の牧場を紹介しました。

この時期ならではの濃～いミルク！

「この時期の牛乳は、コクが強く、飲みごたえがあります。濃厚な口当たりが味わえますよ」と山﨑さん

石井裕二リポーターとHKT48の田島芽瑠ちゃんが訪れたのは、筑紫野市にある「石橋ファームランド」。のどかな風景が広がる牧場です。

「すごくアツい視線を感じます！」と笑う芽瑠ちゃんの後ろには、つぶらな瞳で見つめてくれる牛たち。「現在、牛だけで110頭を飼育しています」と答えるのは、牧場の長女・山﨑美咲さんです。

「まずは一杯、どうぞ」と美咲さんが差し出してくれたのは、コップ一杯の牛乳（200円）。子牛たちの熱視線を浴びながら、ごくごくといただきます。

「あ！濃さが違う！」とビックリする芽瑠ちゃんの横で、「夏より冬の方が濃いって聞いたことあるけど、こんなに違うの？」と石井リポーターも味の違いに驚きを隠せません。「そうなんです。牛乳は冬になると濃くなるんですよ」と美咲さんがその訳を教えてくれました。

一般的に乳牛は暑さが苦手で寒さに強い生き物。暑い夏は食が進まず、エサを積極的に食べないため、脂肪分が少なく、あっさりと飲みやすい牛乳になるのだとか。逆に冬はストレスが少なく、寒さに耐えられるようエサをたくさん食べて脂肪をつけるため、濃厚な味の牛乳になるといいます。つまり脂肪分が高くなる冬場こそ、牛乳がおいしくなる季節ということですね！

アットホームで「おいしい！」がいっぱいの牧場

「こっちにもかわいい動物たちがいますよ～」と芽瑠ちゃんが夢中になっているのは、人懐こいヤギたち。「石橋ファームランド」では牛のほかにウサギやヤギも飼育されており、エサやりができるとあって、家族連れに人気のスポットなのです。

さらに自家製の新鮮な牛乳を使ったグルメが味わえる「ミルク工房ラッテビアンコ」も併設しています。木の温もりあふれる建物の中では、牧場の搾りたてミルクを使用したクレープやソフトクリームが味わえるほか、地域で採れた新鮮野菜も販売しています。

早速、芽瑠ちゃんができたての「クレープ」を試食させてもらいます。「ん～！！生地が甘くて、モチモチしてます！」と芽瑠ちゃんが悶絶するのは、クレープの生地にも牧場の搾りたて牛乳を使っているから。これを目当てに訪れる人もいるほどの人気を誇る商品なのです。

ランチも食べられるということで用意してもらったのは、一番人気の「地どり飯セット」。筑紫野産の地鶏を使った、味わい深い炊き込みご飯に、小鉢や味噌汁がついたボリューム満点の定食です。「ホカホカあったかくて、濃い味付けがたまりません！」と芽瑠ちゃんもおいしさを噛み締めます。

牛や動物の世話だけでも大変な牧場の仕事に加え、カフェレストランで自家製ミルクを使ったグルメも提供する「石橋ファームランド」。大忙しの毎日を、家族みんなで切り盛りしているといいます。牧場をもっと知ってもらおうと、「芽瑠ちゃん、これも！」と自慢の搾りたて牛乳を使ったソフトクリームも登場し、「石橋ファームランド」のアットホームな魅力が伝わってきます。

牛乳は栄養がたっぷりで、カルシウムやビタミンB2、たんぱく質なども豊富。これからますます寒くなるこの時期は、濃厚な冬場の牛乳で栄養補給してカゼ対策しましょう。ほっこりアットホームな雰囲気の「石橋ファームランド」なら、心も温かくなれるはず！12月15日（日）は餅つきが開催され、つきたてのお餅がふるまわれるそうなので、ぜひ足を運んでみてください。