落語にライブに、ランチまで!地域コミュニティの場としても愛される“楽しい”お寺 ~ふるさとWish志免町~

おかず数種類に魚料理や汁物など、ボリュームたっぷりで2000円(要予約)。食後のデザートやコーヒーも絶品で、最後まで楽しめます

2019年10月28日(月)に放送されたKBCの夕方のニュース番組「シリタカ!」内の「ミツケタ!」コーナーでは今回、福岡県志免町にあるお寺へ。ガイドブックにも載っていない地域の魅力を見つけるというコンセプトの同コーナーですが、今回は志免町のどんな魅力を伝えてくれるのでしょうか。

お寺で落語!?人気の「おてら〇〇」企画

落語家やミュージシャンを招き開催される「おてらくご」や「おてらいぶ」は大人気!「おてらくご」は15年も続いているそう

なんと今回は、お坊さんのお経で中継がスタート。いつもより神妙な面持ちで「志免町の一心寺というお寺からお伝えしています」と、リポーターのカイラ君。お経が終わると、住職の傍示 憲昭(かたみ けんしょう)さんにお話しを伺いました。「傍示さんは、お経を教える先生でもあるんですよね?」と今回お経を読んでいただいた理由を説明。「今日は、先生のお経を聞けて(うれしい)」というカイラ君に、「いつもヤフオクドームでのどを鍛えています。“熱男~!”と叫んでね」とユーモラスに返す傍示住職。

テーブルや椅子を並べて、仏間が「おてらんち」のランチ会場に変身!

そんな住職、楽しいのは性格だけではありません。なんと、お寺でさまざまな面白イベントを企画・開催しているというのです。お寺で落語を楽しめる「おてらくご」、お寺でライブを聴ける「おてらいぶ」、雑貨店などさまざまな店が出店する「おてらマーケット」など聞いているだけでワクワクするイベントばかり。

予約殺到!お寺で食べる「おてらんち」

一心寺で薬膳ランチを始めて8年も経つそうで、すっかり人気企画に。白垣さんの料理も評判で予約が殺到しているとか

しかも、一心寺がすごいのはこれだけではありません。なんと、薬膳料理のランチが楽しめる「おてらんち」も開催しているというのです。敷地内の仏間に案内してもらうと、まるで飲食店のように素敵な椅子やテーブルが配されています。早速ランチを見せていただくと、野菜を中心とした彩り豊かなメニューで、おいしそう。今回は、その中でも特に気になる、大粒の糸島産落花生が入ったご飯をカイラ君が試食させてもらいました。すると「あ~!おいしい!」となぜか食べていない住職が感想を横取り。カイラ君は「僕がリアクションする時間を取らせてくださいよ~!」とツッコみながらも、「ホクホクして、おいしい!」とその素朴なおいしさに驚いていました。

中継を見ていた長岡アナも「いいコンビ!」と絶賛するほど、住職とカイラ君の掛け合いも面白い中継でした

このランチは、もちろん住職が作っているのではありません。シェフを務める薬膳料理家の白垣 寛子さんにもご登場いただきました。「なぜ、ここで薬膳ランチを?」と尋ねると「もともと実家が一心寺の門徒で。住職に声をかけてもらって始めました」と白垣さん。さらにカイラ君、住職にその真意を尋ねます。「落語もライブもランチもマーケットも全部同じなのですが、お寺へみなさんに来ていただき、喜びを一緒に分かち合いたいと思い、いろいろな入口を用意させていただいています」と熱く語ってくれた住職。

今度はカイラ君が「一気に真面目になりましたね」とニヤニヤしながらツッコむと、「やるときはやる男ですから!」という住職の返しに現場もスタジオも大爆笑!門徒のみなさんも参加してくれて、最後は大勢で恒例の“ミツケタ!”ポーズをして中継を終えました。

様々なイベントを通じて、地域のコミュニティの場としても愛されている一心寺。これからも住職が企画するイベントが楽しみですね!

■一心寺
住所:福岡県糟屋郡志免町吉原541-1
電話:092-692-7563

※この記事は2019年の情報です。内容は変更している可能性があります。事前にご確認ください。

おてランチ

住所:福岡県糟屋郡志免町吉原541-1
電話番号:092-692-7563

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