ついに新記録!怒涛のバスケ47ゴールの陰に秘策あり~ふるさとWish柳川市~
KBC九州朝日放送の夕方の情報番組「シリタカ!」で毎週金曜日に放送している「シリタカ!選手権」では、ふるさとWishで取り上げている市町村の小学校が出場し、フリースローのゴール数を競います。児童10人、制限時間は30秒。これまで37市町村が挑戦し、不動の1位だった芦屋町の31本の壁はなかなか越えられませんでした。
しかしついに!シリタカ選手権38チーム目となる柳川市の皿垣小学校と中島小学校の合同チームが、これまでの記録を大幅に上回る新記録を打ち立てたのです!どうやって、今回の新記録をたたき出したのでしょうか!?
オリジナル作戦が大当たり!活かされた「チャレンジしよう」の学校理念
参加したのは、皿垣小、中島小それぞれ5人ずつ。収録日に、初めて全員で練習したそうです。2校の合同チームは、今までのVTRを見て作戦を練りました。そこで編み出されたのが、ボールを投げる児童たちの前の床にボール止めのバーを固定すること、そしてボールを渡す役回りの人を配置する時間短縮作戦でした。
さあ、いよいよスタート!与えられた時間はわずか30秒。児童が放ったボールは弧を描いて、バスケットゴールへ面白いように吸い込まれていきます。1個、2個、3個・・・1秒も無駄にできません。連係プレーで、フリースロー担当の児童に、次々とボールが渡されていきます。15秒を過ぎた時点で、なんと21個!かつてないハイペースです。児童たちのボルテージもさらにアップ!新記録へ向け、次々とボールが放たれます。途中、3個いっぺんにゴールに入る一幕も。そしてタイムアップ―!一体、何本入ったのでしょう。担当ディレクターが映像を確認した結果、成功したゴールはなんと47本!これまでの記録を16本も上回る大記録が誕生しました。
皿垣小学校の福浦徹校長によると、「何パターンも試した結果、かがむだけでボールが取れるようにするといいのでは」と考え、今回のような形になったそう。球拾いには、5年生が参加。もともとは応援するだけの予定でしたが、児童たちの方からそれたボールを取りに行くサポート役を申し出てくれたそうです。「わが校の理念は“目標を持ってチャレンジしよう”。参加した児童や教師みんなでアイデアを出し合った結果、目標をはるかに超えることができました」と福浦校長は話します。
チームワークも抜群だった皿垣小・中島小合同チーム。果たして、この記録を打ち破るチーム(市町村)は出てくるのでしょうか?!残りはあと22チーム。乞うご期待です!
※この記事は2019年の情報です(「シリタカ!」10月11日放送)。