新注目のスーパーフードはノリだ!元モデルが立ち上げた「ノリケラトプス研究所」~ふるさとWish柳川市~
福岡県南部に位置する人口約6万5000人の柳川市。城下町として栄え、掘割が縦横に流れることから「水郷」とも呼ばれ、舟に乗って景色を見物できる川下りは市を代表する観光スポットとなっています。また、うなぎの店が多いことも有名で、さまざまなうなぎの創作料理も人気を集めています。
今回のお題は「ノリケラトプス研究所」を探すこと。「何それ?」と聞いたことのないワードに戸惑うボビーですが、とりあえず市民に聞き込みをします。タクシーの運転手さんや飲食店のスタッフさんに聞きますが、誰も知りません。困るボビーに「漁連で聞いたら?」とアドバイスしてくれる方がいたので、市内の水産会館を訪ねてみました。
ここでようやく「ノリケラトプス研究所」を知っているという方を発見。「柳川の特産のノリのPRのために、研究所という名前をつけてやられている」とのことで、早速その研究所へ向かうことに。
教えてもらった場所に行ってみると、とある建物の中に「恐竜の着物を着た人が!」とボビーが発見。中に入ってみると「え、サクちゃん?サクちゃんがノリケラトプス?」とボビーはとても驚いた顔をして、着物姿の女性に矢継ぎ早に質問します。「久しぶり、ボビー!」と笑顔で返事をしてくれたこの女性、実は福岡や東京でモデル活動をしていたことから、ボビーのモデル仲間だったという、黒滝サクさん。「今はノリケラトプス研究所という名前で、ノリのブランドをやっています」と生き生きとした表情で話すサクさんと久々の再会を喜ぶボビーでしたが、そばにあるノリを使ったオリジナル商品のことも気になります。
そこで、オリジナル商品の1つ「sakuサクのり」を試食させてもらいました。通常は細かく刻んで板状に加工された「板のり」が一般的ですが、これは海から収穫した生ノリをそのままの形で乾燥し焼き上げた、ノリの産地ならではの一品。だから、「味が深い!濃厚!磯の風味とノリの旨味と…これハマっちゃう!」とボビー。「ノリは、カツオ節のうまみ成分の“イノシン酸”、昆布のうまみ成分の“グルタミン酸”、キノコのうまみ成分の“グアニル酸”が入っているので、ご飯にはもちろん、豆腐やサラダにかけてもおいしい万能なノリです」とサクさん、しっかりアピール。
さらに、サクさんが柳川のノリを使った“ノリジナルレシピ”の1つ、「のりギョーザ」も紹介してくれました。餃子餡をノリで包んだメニューに、「面白い!ノリに包まれていることで風味が全然違う。サクッとした食感とやわらかい食感と、違った食感が楽しめる」とボビー大絶賛!他にも、ノリとスライスチーズを重ねた「のりのミルフィーユ」もワインやビールと合いそうと、おいしそうにパクパク食べていました。
東京での出来事から決意したノリのPR
ノリを愛してやまないサクさんですが、なぜモデルの道からノリの道に進んだのでしょうか?2年前まで東京に居たというサクさん、「福岡出身というと、皆から“あっ、明太子(が有名)ですよね”と言われる。私が育った柳川ではノリを食べて育ったので、私は(福岡の名産にノリもあることを)もっと広めたいと思って」とその理由を教えてくれました。ちなみに、サクさんの祖父はノリ漁師さんだったそうで、祖父の意志を継ぐという気持ちもあったのかもしれませんね。
また、モデル出身という経歴も生かして美容系の商品も開発中だとか。「生ノリにポルフィランという保湿成分があるんです。まだ製品化していないのですが、顔にパックとして使ったり化粧水として使ったりと、そういうすごい可能性もあるんですよ」と、ノリの素晴らしさを様々な角度から引き出し、広めようと考えているサクさんの熱意が伝わってきました。
今後ますます楽しみな、ノリケラトプス研究所で開発されるノリの商品。商品は研究所で購入できるのはもちろん、福岡県内で取り扱い店舗がどんどん増えているそうです。詳しくは、ノリケラトプス研究所のホームページ「海苔ノ市」でチェックしてみてください。
■ノリケラトプス研究所
https://www.norino1.jp/
※この情報は、朝の報道情報番組「アサデス。KBC」(10月8日放送、リポーター:ボビー)でお届けしました。
※この記事は2019年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。