レトロな商店街でミツケタ!美人オーナーが営むアラビアンワールド?!~ふるさとWish 糸島市~
※本記事は2019年2月4日の放送をもとにしたものです。追記あり。
福岡市の中心部から車で約30分の糸島市。玄界灘に面した美しい海岸線や、豊かな自然に育まれた地元グルメなど、「何度も訪れたくなる!」と人気のスポットです。
九州朝日放送の夕方情報番組「シリタカ!」が2019年2月4日に放送したのは、そんな糸島市の中でも、その昔、宿場町として栄えた前原エリアの新スポット。レトロな雰囲気が残る商店街に突如現れた、エキゾチックなお店です。
ガイドブックにも載っていない地域の魅力をアツく伝える新コーナー「ふるさとWish シリタカ ミツケタ」でピックアップした「Little Souk(リトルスーク)」、元CAの美人オーナーが魅了されたある食べ物の専門店だそう。さて、一体何が登場するのでしょうか。
リポーターのカイラくんが訪れたのは、糸島市前原西の商店街。筑前前原駅から徒歩5分ほどのところにあります。昔ながらの老舗商店が立ち並ぶ一角に、突如現れたのは、アラビアンタイル風の装飾に囲まれた真っ青な扉!窓から見える店内には、モザイク模様のアラビアンランプが下げられています。「えぇ~雰囲気がここだけ、エキゾチック!一体、何のお店なの?」とスタジオもざわざわ…。
奥深いナッツの世界へ誘うバザールへようこそ!
「入店すると…実はナッツの専門店なんです!」扉を開けたカイラくんが指さす先には、ズラリと大きなビンに入った数種類のナッツ。
鮮やかなオリエンタル風の衣装で登場したのは、オーナーの山中恵美子さん。「エミリーと呼んでください!」とフレンドリーな笑顔が魅力的で、「エミリーさんは、元キャビンアテンダントなんですよ」という経歴にも納得の美人オーナーです。
「なんでナッツ?」という質問に、「好きだから」と笑うエミリーさん。単純明快なその答えの裏には、パキスタン人の友人にもらった中東のナッツを初めて口にした時、その美味しさに感動したというエピソードが。以来、ナッツに魅了されたエミリーさんは、世界各国を飛び回り、実際に食べ比べして集めたナッツやドライフルーツの専門店をオープンさせました。
店名の「Souk」とは、アラビアの都市の「マーケット」「バザール」を意味する言葉。その名の通り、“小さなマーケット”には、量り売りのナッツ以外にも、その場で味わえるナッツ入りのスムージーやイエメン産コーヒーなどのカフェメニュー、中東産のビールやワインといったアルコール類、ランプや小物入れなどアラビア風の雑貨など、ワクワクするようなものが並んでいます。
エミリーさんのおすすめメニューとして用意されたのは、鮮やかな紫色のスムージー「ベリーパインカシュー」。早速、カイラくん、一口いただきます。「おいしい!!とろみが合ってちょっと酸味もあって、おいしい」と大絶賛!栄養豊富なナッツとフルーツを組み合わせた、おいしくて体に優しいスムージーです。
街の魅力は「どんな人も、どんなお店も、どーんと来い!」の寛容さ
実は糸島市前原地区はこの2年でなんと13店舗がニューオープンしたという活気に満ちた街。
「この街は、うちみたいな変なお店でも温かく迎えてくれるあったかいところなんですよ」。そうエミリーさんがいうように、宿場町としてさまざまな人やモノ、文化が行き交う場所だったこの場所は、新しい文化を寛容に受け入れ、それを活かすパワーがあるのかもしれません。実際、2018年11月にオープンしたエミリーさんの「Little Souk(リトルスーク)」も、元CAというキャリアを活かし、観光案内所として外国人観光客にも糸島を知ってもらおうと魅力を発信しています。
コーナーの最後には、カイラくんと共に、「ミツケタ!」ポーズをしてくれたエミリーさん。青い扉の向こうに広がる糸島の新世界「Little Souk(リトルスーク)」、ぜひ遊びに行ってみてください。
※現在休業中。再開は未定(2023年1月現在)