海の魅力がてんこ盛り!自然派カフェの漁師メシ~ふるさとWish芦屋町~
日本有数の漁場を誇る響灘に面した芦屋町では、「あしやんいか」をはじめ、新鮮な魚介類が特産。昔から伝わる天日干し文化が生んだ「芦屋みりん」など、海辺の町ならではの美味しいものがたくさんある魅力的な町です。
2019年7月5日(金)にKBCで放送された情報番組「アサデス。KBC」のアイタカー中継では、町の魅力を発信する自然派カフェを紹介しました。
石井裕二リポーターと服部さやかリポーターが訪れたのは海沿いの自然豊かな場所にある「パルナチュレ」。地元の野菜や魚をふんだんに使用し、味や栄養、見た目や香りにこだわった料理が人気の自然派カフェです。オーナーの金井誠一さんが、「芦屋の特産品を広く発信したい」と、広大な敷地に開設。芦屋の新名所としても話題になっています。
早速、金井さんが案内してくれたのは、敷地内にある小屋。中には石窯があり、おいしそうなピザが焼き上がっていました。たっぷりの海鮮とチーズがのったアツアツのピザに、特製オイルと自家菜園で採れたバジルをトッピングして「漁師の気まぐれピザ(¥1000・要予約)」が出来上がり!
「うわ~!めちゃくちゃおいしい!イカがプリプリで、生地のカリッ、フワッの食感がたまりませんね」と服部リポーターは大絶賛。
店から見える海で朝取れたばかりの魚介を使用
そのおいしさには「ヒミツがある」そうで、大きな箱を抱えた吉田博さんが登場しました。
箱にはツヤツヤのイカと大きなサザエが大量に入っています。実は吉田さん、毎日、「パルナチュレ」へ響灘で採れた新鮮な海鮮を届けている現役の漁師。「漁師の気まぐれピザ」はその名の通り、その日取れたもので具材が違う、芦屋ならではの“漁師メシ”なのです。
芦屋の自然の恵みに満ちたオアシススポット
香り豊かなラベンダー畑を横切り、次に案内されたのは和風な建物。ここは、芦屋町で南北朝時代頃(14世紀半ば頃)造られていた茶の湯釜「芦屋釜」を使った茶室です。「真形(しんなり)」とよばれる端整な形と、胴部に表される優美な文様は京の貴人達に好まれといいます。その芸術性、技術力に対する評価は今なお高く、国指定重要文化財の茶の湯釜9点の内、8点を芦屋釜が占めているほど。江戸時代の初期に生産が途絶えましたが、町は復興に取り組むべく、全国に残る芦屋釜の調査・研究を基に、芦屋釜の復元と鋳物師の養成を行っています。先人達の高い技術力と精神性を紐解きながら、地元の職人が作った名器で点てた抹茶は格別の味わいです。
地元農家や漁師と連携した個性豊かな地産地消メニューで芦屋の魅力を発信する「パルナチュレ」。自然の恵み豊かな芦屋だからこそ味わえる、“贅沢な芦屋のごちそう”を最高のロケーションでぜひ、ご堪能あれ!
■パルナチュレ
福岡県遠賀郡芦屋町大字山鹿816-1
TEL: 093-221-3005
カフェ 11:00〜16:00
コスメショップ 11:00〜17:00
※この記事は2019年の情報です。変更している可能性があります。事前にご確認ください。